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シャオミ、「Redmi 12 5G」SIMフリー版を発売!コスパ抜群のプレミアム・エントリースマホ

Xiaomi Japan(シャオミ)は19日、Androidスマートフォンの新製品「Redmi 12 5G(オープンマーケット版)」(※オープンマーケット版はいわゆるSIMフリー版のこと)を発売した。

「Redmi 12 5G」
<▲画像:「Redmi 12 5G」>

Redmi 12 5Gの標準価格は29,800円(税込)。最終的な販売価格は販売チャネルによって異なるが、約3万円という価格帯ながら「おサイフケータイ」、指紋認証/顔認証、FMラジオなどの機能に対応しつつ、最大90Hzのリフレッシュレート対応の約6.8インチ、フルHD+のディスプレイを搭載するなどコストパフォーマンスに優れるスペックを持つこと、そして背面にガラス素材を採用した薄型ボディの質感高いデザインなどが魅力のスマートフォンだ。

Redmi 12 5Gは、ライトユーザーには十分な機能、基本スペック、デザインをバランス良く揃えている。

「Redmi 12 5G」のカラーは3色。左から順に「ミッドナイトブラック」「ポーラーシルバー」「スカイブルー」
<▲画像:「Redmi 12 5G」のカラーは3色。左から順に「ミッドナイトブラック」「ポーラーシルバー」「スカイブルー」>

なお、販売チャネルは、mi.com(Xiaomi公式ストア)やAmazon、楽天市場などの通販、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキなどの大手家電量販店各社、そして恐らく最も安価に購入できるであろう格安SIMではIIJmioとイオンモバイルの2サービス。詳細は後述する。

主な販売チャネルは下記の通り。


なお、Redmi 12 5Gには通信キャリアモデルもあり、6日にau及びUQ mobile(UQモバイル)にて発売済みだ。



Xiaomi Redmi 12 5G

Redmi 12 5Gの特徴とスペック

シャオミはRedmi 12 5Gの位置づけを「プレミアムエントリーモデル」としている。一部の仕様のグレードが低価格スマホながら高いことを特徴とする。それは機能/スペックのみならずデザイン面も含めてだ。

CPUはエントリーモデルなので「Snapdragon 4 Gen 2」、そしてメモリも4GBだ。しかし、Snapdragon 4 Gen 2は旧世代のチップセットと比べると進化し、実際にライトユースはそつなくこなせるパワーがあるだろう。また、メモリも4GBだが、ストレージ容量の一部を仮想メモリとして活用できる機能を活かせば、最大8GB相当にできる(※仮想メモリ側のスピードは物理メモリとは異なる。メモリはLPDDR4X、ストレージはUFS2.2)。実際、アプリの起動速度、画像ファイルの読み込み速度なども十分に速いという。

ストレージ容量はエントリークラスのスマホながら128GBだ。

「Redmi 12 5G」の特徴。「Snapdragon 4 Gen 2」を搭載し、メモリ、仮想メモリによってアプリの起動やファイルの読み込み速度も速い
<▲画像:「Redmi 12 5G」の特徴。「Snapdragon 4 Gen 2」を搭載し、メモリ、仮想メモリによってアプリの起動やファイルの読み込み速度も速い>

さらにストレージに関しては外部メモリにも対応する。最大1TBまでのmicroSDXCカードに対応する。

そしてディスプレイは約6.8インチ、フルHD+解像度(2,460 x 1,080ドット)、リフレッシュレート最大90Hz対応だ。

「Redmi 12 5G」のディスプレイとデザイン
<▲画像:「Redmi 12 5G」のディスプレイとデザイン>

バッテリー容量も5,000mAhと大きく、機能面では「おサイフケータイ」対応、FMラジオ対応、生活防水(IP53相当)、指紋認証及び顔認証対応と、エントリー機ながら妥協せずに基本的機能をそつなくカバーしている。

指紋認証センサーは画面内ではなく側面。側面のセンサーキーはカメラの起動やスクリーンショット撮影など好きな機能を割り当てることもできるので便利だろう。

カメラはリア側に2眼カメラを搭載する。約5,000万画素のメインカメラと約200万画素の深度センサーからの構成。暗所や逆光にも強く、鮮明な写真撮影が可能という。

フロントカメラは約500万画素のシングルセンサーカメラ。

バッテリーの容量は前述したように5,000mAhで、急速充電に関しては最大18Wでの充電に対応する。

「Redmi 12 5G」には5,000mAhのバッテリーが搭載され、最大18Wでの急速充電に対応。またIP53相当の防水性能も備える
<▲画像:「Redmi 12 5G」には5,000mAhのバッテリーが搭載され、最大18Wでの急速充電に対応。またIP53相当の防水性能も備える>

モバイル通信機能は2G(GSM)、3G、4G、5Gまでサポートし、SIMカードはデュアルSIM対応で、nanoSIM+eSIMの組み合わせをサポートする。

対応する通信方式は下記の通り。

  • 5G:n3/n28/n41/n77/n78
  • 4G LTE(TDD):B38/39/40/41/42
  • 4G LTE(FDD):B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
  • 3G(WCDMA):B1/2/4/5/6/19
  • GSM:850/900/1800/1900 MHz

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、Bluetoothは5.0対応。

また、USB端子はUSB Type-Cで、その他に3.5mmオーディオ端子を装備する。

本体サイズは約169 x 76 x 8.2mm、重さは約200g。防水防塵にも対応。

カラーバリエーションはミッドナイトブラック、ポーラーシルバー、スカイブルーの3色。前述したように背面パネルがガラス素材なので、エントリーモデルながら安っぽい質感ではない点もプレミアムエントリーの所以。

下に記載したのは基本スペック表。

「Redmi 12 5G」の基本スペック表
<▲画像:「Redmi 12 5G」の基本スペック表>

正直な話、年々エントリースマホのスペック/性能が上がり、より多くのユーザーがエントリークラスで日常用途に困ることがないレベルに来たと言える。Redmi 12 5GもSIMフリー市場で注目のエントリースマホの一つだ。


Redmi 12C 5Gの販売チャネル

Xiaomi Redmi 12 5G オープンマーケット版(SIMフリー版)は、冒頭で触れたように、とても幅広い販売チャネルで販売される。

通販各社や量販店では基本的には標準価格の29,800円での販売となるだろうが、ポイント還元などはショップによって異なるだろう。ちなみにAmazonでは2,000円オフのクーポンが配布中。

また、格安SIMの場合は、音声通信サービスとのセットということもあり、大幅な割引が期待できる。特に「IIJmio」は恐らく最安で購入できる注目のチャネルと言える。また「イオンモバイル」も単純な端末価格ではIIJmioには及ばずとも、家族複数人での加入を検討している場合など、また独自の魅力を持っている。

●メーカー公式サイト

●格安SIM/スマホサービス

●通販

●家電量販店

なお、販売チャネルは今後も順次増える可能性がある。

情報元、参考リンク
Xiaomi Redmi 12 5G製品ページ
Amazon/Xiaomiストアページ
IIJmio公式サイト
イオンモバイル公式サイト

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