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「HP Chromebook x2 11」がペン付きで超特価39500円~などHP公式ストアが注目の週末限定セール開始!

HP公式オンラインストアは15日、「週末限定セール」を開始し、その対象に11インチ(2,160 x 1,440ドット)のIPS液晶ディスプレイを搭載する2-in-1タイプのChromebook製品「HP Chromebook x2 11-da1000シリーズ」が含まれている。

<▲画像:「HP Chromebook x2 11」>

具体的には15日から18日までの4日間限定で、HP Chromebook x2 11のWi-Fiモデル「11-da0012QU」が43,000円引きの39,500円(税込、以下同)、モバイル通信に対応するセルラーモデル「11-da0013QU」が27,500円引きの55,000円となっている。もちろん週末限定セールの対象品は他にも複数用意されている。

HP Chromebook x2 11は昨年発売になった製品で(発売時の記事はこちら)、半年以上が経過した今はHP公式オンラインストアでもキャンペーン等で登場時よりは安く購入できるようになってきたが、今回の週末限定セールによる「HP USI アクティブペン」付きでWi-Fiモデルが39,500円というのは過去最安。セルラーモデルも55,000円だ。

本記事を今書いているのは筆者自身が喜び勇んで急いで注文していて、同じくHP Chromebook x2 11もしくは2-in-1 Chromebookの検討をしている人には要チェックのセールだと思ったからだ。

筆者は現在Chromebookについては「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」を使っているが、「Chrome」のパフォーマンスには全く不満を感じていないものの、Androidアプリの起動/切替/操作中のパフォーマンスには若干不満がある上、搭載スピーカーの音があまり良いとは言えない。

それらの不満点を解消してくれそうな製品がHP Chromebook x2 11で、以前から何度も購入しようと悩んでいたが、3万円を切る価格で買ったIdeaPad Duet Chromebookの3倍以上の価格だったので躊躇していた。

ところが、Wi-Fiモデルで39,500円、セルラーモデルで55,000円になると一気に食指が動く。

Chrome OSはAndroid OSと比べて低スペック機でもそれなりに動く。IdeaPad Duet ChromebookはCPUがMediaTek Helio P60T、メモリが4GBだが、大きなストレス無く使える。そのため、Chromebookに関してはWindows PCやAndroid端末におけるスペック判断とは基準が異なる。ところが、さすがにChromebookでGoogle PlayからインストールするAndroidアプリの動作に関してはCPUの影響をモロに受け、ややモッサリしている。そのためもう少しCPUパワーが欲しかった。そこにSnapdragon 7cを積んだHP Chromebook x2 11だ。

メモリとストレージ容量はWi-Fiモデルが4GB、64GB、セルラーモデルが8GB、128GB。欲を言えばセルラーモデルだが、メモリ4GBのIdeaPad Duet Chromebookでもそれなりに快適だし、15,500円差は大きい。また、Lenovoの新モデル「IdeaPad Duet 370 Chromebook」とも悩みどころだが、IdeaPad Duet 370 Chromebookはまだ高い。

筆者の場合、Chromebookの用途は限られる。ちょっとしたWebサイト閲覧、ちょっとしたメールの作成、ちょっとしたドキュメントの閲覧と修正、「NHKオンデマンド」と「NHKプラス」をChromecastへCastする、YouTube動画の視聴にしか使っていない。多少不満はあってもIdeaPad Duet Chromebookはその役目を十分こなしている。そのため、メモリ4GBでも構わないということで安価なWi-Fiモデルを選んだ。

<▲画像:筆者がWi-Fiモデルを注文した内容。アクセサリー等は特に付けなかった>

高負荷の処理を行う機会が多い方の場合には8GBメモリが推奨されるかもしれない。しかし、それならいっそ「Surface Go」シリーズを選ぶ方が良いと思う。私も、より本格的な作業には「Surface Pro」を使っているし、パワーが必要な処理にはより強力なPCを使う。

Chromebookは、スマホやAndroidタブレットやiPadでは厳しいけどノートPCを出す程でもないというシーンにとても適した製品だと思う。そしてバッテリーの減りが少ないのでスリープ運用できる。さらに、競合するAndroidタブレットとiPadに対する魅力は、根本的にデスクトップOSとして使えることだ。ChromeのCast機能もPC同様、何でも行える。私は朝ドラ、大相撲をNHKオンデマンドとNHKプラスで見るので、IdeaPad Duet Chromebookは手軽にCastしてテレビで見るための貴重なデバイスとなっている。今後はHP Chromebook x2 11が後継になってくれるはず。

そしてHP Chromebook x2 11には「Bang & Olufsen」印のデュアルスピーカーも搭載されている。これならChromebook自体での「Netflix」や「Hulu」などの動画視聴も十分以上に楽しめそうだ。

動画を見るためにSurface Proを出すのは面倒だし、「iPad mini 第5世代」は横向きにすると片側からしか音が出ないし、IdeaPad Duet Chromebookも音があまり良くないし、音もディスプレイも凄く良かった「Yoga Book C930」は売却して後悔したし、ということで、私は何台か2-in-1含めてタブレットを持ちながらもスピーカーの良い製品を手元に残しておらず、寝転んでの動画視聴には、他の機種よりはマシな音が出る昔の「dtab Compact d-01J」を使っている時間が未だに多い。ただ、dtab Compact d-01Jは今やアプリの起動ももっさりだし、ディスプレイの動画表示性能も高くない。

今思えば、5万円以下の価格帯のエンターテインメント用途に耐えうるタブレットとしてはAmazonの「Fire HDX」シリーズが最も迫力ある高品位の音を出していたと思う。

話が個人的な事情に逸れてしまったが、ともかく、HP Chromebook x2 11の週末限定セールは要チェックだ。

<▲画像:「HP Chromebook x2 11」の基本スペック表>

また、今回の週末限定セールでは、HP Chromebook x2 11以外にも「HP Chromebook 14a(AMD)」が29,800円~、「HP Pavilion 14-dv」が55,000円~、「HP Chromebook x360 14c」が60,000円~、「HP Pavilion 15-eg(インテル)」が62,000円~など、様々な製品が大幅割引になっているので、全部チェックしてみると掘り出し物があるかもしれない。

なお、HP公式オンラインストアでの買い物は一般的な通販サイトと注文後の流れが少し違うので最初にガイドを見ておいた方がいいかもしれない。注文後、クレジットカード決済の承認がすぐに行われる訳ではなく、数時間など少し待たなければならない。15時以降だと翌日になる。そのため、場合によっては在庫確保が遅れ、納期も遅れる可能性がある。銀行振込も同様で、入金確認が済むまでは在庫確保のステップにはならないので注意が必要だ。

ちなみに私の場合は今朝注文してお昼前に正式受注のお知らせメールが来た。

届き次第、HP Chromebook x2 11のレビューも行いたいと思う。とても楽しみにしている。

なお、週末限定セール価格での購入は週末限定セールページからしか行えない。HP Chromebook x2 11の製品ページからだと通常価格での購入になるので注意して欲しい。

情報元、参考リンク
HP公式オンラインストア/週末限定セールページ
HP公式サイト/HP Chromebook x2 11製品詳細ページ

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:2 件
  1. HP Chromebook x2 11のセルラーバージョンのユーザーですがchromeブラウザ部のバージョンが103.0.5060.114 (Official Build) (32 ビット) ですね。カーネルはもちろん64bitですが。あとネットワークの認識がセルラーでもwifiでもかなり待たされます。

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    1. コメントありがとうございます!
      ネットワークの認識・接続に手間取るとの話はいくつか口コミで目にしましたが、やはりそうなんですね。パッと開いてサッと使えてスッと閉じて放っておいてもバッテリーがあまり減らない、という所がIdeaPad Duet Chromebookで気に入っているのですが、開いてすぐにネットワークに繋がらないのはストレスになるかもしれませんね……。ただ今使っているIdeaPad Duet Chromebookもアプリの動きが遅いなど微妙なストレスもあるので、ひとまずHP Chromebook x2 11を楽しみにしています。情報ありがとうございます!

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