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ドコモの固定電話サービス「homeでんわ」の予約受付がついに開始!3月29日にはサービス提供開始へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は25日、モバイル回線を使った固定電話サービス「homeでんわ」の事前予約の受付を開始する。サービスの提供開始日が29日となることも明らかにされた。

ドコモが固定電話サービス「homeでんわ」を開始!
<▲画像:ドコモが固定電話サービス「homeでんわ」を開始!>

homeでんわは2月4日に発表されたドコモによる新サービス。当初予定通り3月下旬の29日にサービスインする。現在使用中の固定電話番号を継続利用できるだけでなく、固定電話機もそのままで回線をドコモのモバイルネットワークに変え、月々の料金を抑えられることが魅力だ。

一般的な固定電話では電話機を壁のモジュラージャックまで引き込まれた電話線と繋ぐが、ドコモのhomeでんわでは専用機器「homeでんわ HP01」(シャープ製)と繋ぐ。「homeでんわ HP01」は家庭用コンセントから電源を取り、現在使用中の固定電話機と電話線で繋ぐ。固定電話機はFAX搭載機も含めて対応する。

「homeでんわ」の利用には専用機器「homeでんわ HP01」を固定電話機に繋ぐ
<▲画像:「homeでんわ」の利用には専用機器「homeでんわ HP01」を固定電話機に繋ぐ>

homeでんわの料金プランは2つ。

月額1,078円(税込、以下同)の「homeでんわ ライト」と月額2,178円の「homeでんわ ベーシック」。ドコモのホームルーター/固定通信サービス「home 5G」を利用中の方向けの割引施策「homeでんわ セット割」を利用すれば、月々528円の割引を適用できるので、「homeでんわ ライト」は月額550円、「homeでんわ ベーシック」は月額1,650円にまで下がる。

ここまで下がるとかなり安い。

「homeでんわ ライト」と「homeでんわ ベーシック」の違いは無料通話の内容と付加機能だ。「homeでんわ ライト」では家族内やビジネスグループ内の通話は無料だが、それ以外の発信通話は有料。一方「homeでんわ ベーシック」だと家族やビジネスグループ内の通話が無料であることに加えて、一般の通話も550円分は無料となっている。

通常の国内通話料は固定電話宛だと3分あたり8.8円、携帯電話宛だと1分あたり17.6円。

付加機能に5種類。「通話中着信」(330円)、「転送でんわ」(550円)、「発信者番号表示」(440円)、「ナンバー・リクエスト」(220円)、「迷惑電話ストップサービス」(220円)。「homeでんわ ライト」では利用したい付加機能があれば追加料金が発生するものの、「homeでんわ ベーシック」には5種類の付加機能が全て標準で付属する。

そのため家族やビジネスグループ外への発信が多い方、複数の付加機能を利用したい方の場合には「homeでんわ ベーシック」の方がコストパフォーマンスが優れると思う。一方で通話は家族間が中心だったり、付加機能が不要なのであれば「homeでんわ ライト」の方が適しているはずだ。

なお、FAXはどちらのプランでも無料で利用できる。

「homeでんわ」の料金プランについて
<▲画像:「homeでんわ」の料金プランについて>

現在使用中の固定電話番号の引き継ぎは可能だが、「番号ポータビリティ」の費用として2,200円が発生する。それ以外では契約事務手数料が2,200円かかる。

homeでんわへの申し込みは全国のドコモシップおよび量販店から可能。2022年3月25日時点ではドコモオンラインショップでは取り扱っていない。しかし、ドコモの固定通信サービスであるhome 5Gについてはドコモオンラインショップで申し込みできる。

また、番号ポータビリティでなければ即日利用可能とされているが、番号ポータビリティを利用する場合には1~2週間かかるという。

なお、homeでんわを利用するための専用機器の「homeでんわ HP01」の価格は発表されていない。店舗により販売価格が異なるので、実際に申し込むときには2、3店舗p回った方が良いかもしれないが、実際には相当安価に提供されることが予想される。

情報元、参考リンク
NTTドコモ/プレスリリース
NTTドコモ/homeでんわ公式ページ
ドコモオンラインショップ

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