<▲画像:「ASUS Chromebook CX9(CX9400)」> |
ディスプレイの下端の断面形状を「L字」にした特殊な「エルゴリフトヒンジ」を採用することで、閉じた状態では水平ながら使用時にはキーボードに角度をつけられるようになっている。
<▲画像:ディスプレイと本体を繋ぐヒンジは特殊な設計で、ディスプレイを開くとキーボードに傾斜ができる> |
本体サイズは約322.2 x 204.9 x 18.4mmで、重さは約1.18kg。
CPUはCore i5-1135G7、メモリは8GB、ストレージはPCI Express 3.0 x2接続のM.2 SSDで容量は256GB、バッテリー容量は公式の記載はないが、約12.7時間の連続駆動ができるとされている。実際、ChromebookはChrome OS自体が省電力でバッテリー管理も優秀なので、本製品もカタログスペック上の数値との大きな乖離はないと推測される。
Wi-FiはWi-Fi6までサポートし、理論的には最大2.4GbpsでのWi-Fi通信が可能。Bluetoothは5.1対応。
キーボードは傾斜をつけられること以上に様々な特徴を持つ。
まず、トラックパッドは「ASUS NumberPad」の利用が可能なので、ワンタッチでトラックパッドをテンキーとして使用することも可能となっている。トラックパッドの内側右上にある「NumberPad」アイコンをタップすることで起動する。
キーボードにはバックライトも搭載されているし、ちょっとした水分にも耐えられる防滴加工が施されている。ただし、完全防水ではなく防滴なので、水没させたり大量の液体に長時間さらされたりすると水濡れ故障する可能性があるので注意したい。とはいえ、ある程度安心できる。
また、Webカメラを物理的にオフにできるシールド(シャッター)の搭載、指紋認証センサー搭載、ケンジントンロック搭載などセキュリティ面にも配慮されている。
ASUS Chromebook CX9(CX9400)は14インチの薄型ノートPCスタイルだが、入出力端子は豊富だ。左側面にThunderbolt 4(USB Type-C)が2つ、HDMI出力ポートが1つ、右側面にUSB 3.2 Type-A(Gen2)が1つ、オーディオ・コンボジャックが1つ、microSDカードスロットが1つとなっている。
<▲画像:14インチのフルHD-IPS液晶を搭載する> |
Thunderbolt 4端子は、充電(USB PDでの高速充電対応)の他、40Gbpsのデータ転送、4Kディスプレイ出力もサポートする。
オーディオに関しては、harman/kardon認証取得のステレオスピーカーを搭載している。
スタイラス(タッチペン)については「ASUS USI Pen」対応だが、本体には付属していないので必要な場合には別途購入となる。
Chromebookは低スペックでもそれなりに満足できるパフォーマンスで動くものの、Google Playからダウンロード/インストールするアプリについてはある程度のスペックがないともたつくようなシーンもあるので、Core i5-1135G7に8GBメモリという組み合わせのChromebook CX9(CX9400)はChromebookをメインノートとして使う、もしくはサブノートでも使用時間がある程度長いような場合には適した製品といえそうだ。
なお、Chromebook CX9(CX9400)のメーカー希望小売価格は109,800円(税込)。
<▲画像:「ASUS Chromebook CX9(CX9400)の基本スペック表> |
下に掲載したのはAmazon.co.jpでの商品リンク。