<▲画像:「AQUOS wish」> |
具体的には、他社からの乗り換え(以下、MNP)の場合に14,300円の割引、動画配信サービス「ABEMA」の有料プランである「ABEMAプレミアム」への同時加入で1,100円引き、有料オプション「端末補償」への同時加入で1,100円引きと、3種類の割引施策がある(※いずれの割引も税込み換算)。それぞれ個別に適用することもできるが、3つ全てを併用することも可能。全て適用すると合計で16,500円の割引となるため、最安の5,720円で「AQUOS wish」を購入できることになる。
そしてMNP割引の適用だけでも7,920円で購入できるので相当な特価といっていいだろう。
→>OCN モバイル ONE公式サイト
「OCN モバイル ONE」の話に突然「ABEMAプレミアム」が登場して違和感を覚える方もいると思うが、昨年10月8日よりNTTコミュニケーションズが「ABEMAプレミアム」の販売代理を開始したことで登場した割引特典。「ABEMAプレミアム」自体は通常は月額960円。
一方、有料オプションの「端末補償」は「OCN モバイル ONE」公式サイトや「gooSimseller」でのスマートフォンの販売実務を担当するNTTレゾナントが提供する「グーの端末補償」と呼ばれるオプションサービスで、「OCN モバイル ONE」と端末をセット購入した場合を対象に、万一の故障や落下等による破損、水濡れなどの端末トラブル時に1年間に2回までの修理補償をしてくれるというもの。注意したいのは加入タイミングに制限があるという点。「OCN モバイル ONE」公式サイトや「gooSimseller本店」などでは端末購入と同時、「gooSimseller楽天店」「gooSimseller Yahoo!店」では購入から14日以内まで。
料金は端末種別によって異なり、スマートフォンなら月額473円、タブレットは451円、ルーターは374円となっている。
「ABEMAプレミアム」は必要かどうか迷うくらいなら同時加入する必要はないと思うが、「端末補償」は加入検討する方も多いと思うので、実際に「OCN モバイル ONE」への加入/端末購入手続きを始める前にどうするか考えておいた方がいいだろう。
なお、補償条件金額はスマホやタブレットの場合は最大40,000円まで、ルーターなら22,000円までとなっている。
さて、話を「AQUOS wish」に移したい。
<▲図:「AQUOS wish」のカラーは左からブラック、オリーブグリーン、アイボリー> |
「AQUOS wish」はすでに通信キャリア版が販売中だが、今回新たに18日より登場するのはSIMフリー版となる。
通信キャリア版は
「AQUOS」の廉価シリーズといえば真っ先に「AQUOS sense」シリーズが挙がるが、「AQUOS wish」は廉価シリーズと呼ぶよりもシンプルなエントリーモデルといった方が良いだろう。非常にシンプルなスマホだ。
「シンプルで飾らない」がコンセプトで、ライフスタイルに寄り添うシリーズとされていることもあり、デザインは極めてシンプルだ。このシンプルさを好む方には「AQUOS wish」は合うだろう。手触りの良いマットな質感の仕上げ、指掛かりの良い丸みを帯びた角などの外観デザイン、防水・防塵・耐衝撃性能を誇るタフさも特徴だ。
<▲図:ボディ表面はマットな質感> |
基本スペックはエントリー製品だけあって高くはないが、他のエントリーモデルと比べても特に大きな差異はないので、ライトユーザーには選択肢の一つになるだろう。
SIM対応はnanoSIMとeSIMのデュアルSIMなので、どの通信サービスでも将来に渡って汎用性が高いという点も魅力だ。モバイル通信は5G、4G、3G、GSMに対応する。指紋認証、おサイフケータイにも対応しているし、バッテリー容量も3,730mAhと、思いのほか多い。カメラはさすがにフロントもリアもシングルカメラだが、あまり重視しないのであれば気にならないだろう。
ディスプレイは約5.7インチ、解像度1,520 x 720ドットで、CPUはQualcomm Snapdragon 480 5G、メモリは4GB、ストレージは64GBという基本スペックだ。OSはAndroid 11だが、2年間で最大2回のOSバージョンアップ保証があるため、少なくともAndroid 12にはなるし、Android 13まで提供されるのではないかと期待される。
基本的なスペックは下記の通り。
- ブランド名:AQUOS wish
- 形名:SH-M20
- OS:Android 11
- ディスプレイ:5.7インチ、1,520 x 720ドット
- CPU:Qualcomm Snapdragon 480
- メモリ:4GB
- ストレージ:64BG
- バッテリー容量:3,730mAh
- SIM:nanoSIM + eSIM DSDV対応
- モバイル通信:5G、4G、3G、GSM対応
- 対応バンド(周波数帯):
- 5G:n3/n28/n77/n78/n79
- 4G LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28/B38/B39/B41
- 3G:B1/B2/B5/B6/B8/B19
- GSM:850/900/1,800/1,900MHz
- Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth:5.1
- リアカメラ:約1300万画素、F2.0、広角78度、焦点距離26mm(35mm換算)
- フロントカメラ:約800万画素、F2.0、広角77度、焦点距離26mm(35mm換算)
- 防水/防塵:IPX5・IPX7/IP6X
- おサイフケータイ:対応
- 生体認証:指紋認証
- 本体サイズ:約147 x 71 x 8.9mm
- 重さ:約162g
- カラー:オリーブグリーン、アイボリー、チャコール
- メーカー:シャープ
なお、「AQUOS wish」の通信キャリア版の細かな違いについてはこちらの記事を参照して欲しい。また、低価格での購入を求める場合には「OCN モバイル ONE」とのセット以外では楽天モバイルが最大20,000ポイント還元で実質的な負担を9,800円と捉えられたり、格安SIM大手の一角である「IIJmio」が通常28,480円、MNP特価の12,800円で販売開始する予定なので、それらも候補になると思う。