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au、20周年記念モデル・新4Gケータイ「G’zOne TYPE-XX」を発売!旧モデルからの機種変なら無料

KDDI、沖縄セルラーは10日、「G'zOne」の20周年を記念したモデルとしてカシオの歴代G'zOneチームがデザインを担当し、京セラが端末の開発と製造を担当した4G LTEケータイの新商品「G'zOne TYPE-XX(ダブルエックス)」を発売した。

「G'zOne TYPE-XX」
<▲図:「G'zOne TYPE-XX」>

本体価格は52,800円(税込、以下同)だが、G'zOneシリーズからG'zOne TYPE-XXへの機種変更の場合には52,800円の割引を適用できるため、無料での購入が可能となっている。また、それ以外の方についてもフィーチャーフォン(ケータイ、ガラケー)のユーザーの場合は大幅割引の適用が可能だ。

具体的にはG'zOne TYPE-XXは、「3Gとりかえ割(ケータイ)」と「4G LTEケータイとりかえ割」、そして「auケータイデビュー割」の対象で、「3Gとりかえ割(ケータイ)」では22,000円割引、「4G LTEケータイとりかえ割」では11,000円割引、「auケータイデビュー割」では22,000円割引の適用が可能。

この内「auケータイデビュー割」は他社からの乗り換え(MNP)を対象とした割引施策だが、「3Gとりかえ割(ケータイ)」と「4G LTEケータイとりかえ割」は既存のauケータイユーザーを対象としたもの。

また、先ほどG'zOneシリーズからの機種変更の場合には52,800円割引を適用できると書いたが、そもそもG'zOneシリーズは一つ前のモデルが2012年発売の「G'zOne TYPE-L」なので、さすがに使い続けている方は少ないかもしれない。しかし、KDDIによれば依然としてキャンプや登山などのアクティブシーンで継続利用している根強いファンがいるという。そして、農業や水産業などの現場ではスマートフォンのタッチ操作よりも物理ボタンのあるケータイを使いたいというニーズもあり、G'zOneシリーズを望む声も多いという。

なお、シリーズの歴代モデルは下記の通り。

  • 2000年:G'zOne C303CA
  • 2000年:G'zOne C311CA
  • 2001年:G'zOne C409CA
  • 2001年:G'zOne C452CA
  • 2005年:G'zOne TYPE-R
  • 2006年:G'zOne W42CA
  • 2008年:G'zOne W62CA
  • 2009年:G'zOne CA002
  • 2010年:G'zOne TYPE-X
  • 2011年:G'zOne IS11CA
  • 2012年:G'zOne TYPE-L

久しぶりに登場する20周年記念モデルのG’zOne TYPE-XXは、4G LTEケータイなので5Gには非対応。そもそも5Gに対応する必要は今のところG'zOneにはないと思うので、全く問題ないだろう。それよりも、さすがのタフネスケータイぶりに魅力を感じる。また、SIMロックは掛かっていない。

対応周波数帯は下図の通り。

<▲図:対応周波数帯>

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n準拠で、5GHz帯はサポートしていないが、Wi-Fiテザリング機能は搭載している。Bluetoothは4.2対応。

折り畳み型を採用しつつ、畳んだ状態での上部には固定バンパーが設けられているので、市販のストラップは勿論として、幅20mmまでのベルトを通すこともできるので、装着スタイルは非常に幅広く、強固にホールドできるはずだ。

<▲図:「G'zOne TYPE-XX」を閉じた状態>

また、風が強い日や環境音の大きい場所でも聞こえるように最大96dBの大音量を出すことのできるデュアルスピーカーを搭載する。

カウルに設けられた排気ダクト形状のものは内蔵された温度センサーに外気を導くための通気口で、正確に外気温を測ることができそうだ。また、カウル中央には丸形のサブディスプレイが搭載されている。カバーレンズ表面には低反射コートが施されている。

サブディスプレイの表示イメージ
<▲図:サブディスプレイの表示イメージ>

背面には約1,300万画素のカメラを搭載し、アルミ切削のカメラリングを備える。背面のカバーは専用工具(商品に付属する)を用いて回すスクリューロックで固定されている。バッテリー容量は1,500mAh。本体サイズは約55 x 115 x 23mmで、重さは約183g。一つ残念だが、「おサイフケータイ」には対応していない。

端末を開くと、3.4インチのディスプレイがお目見えする。解像度は854 x 480ドットだ。画面デザインもギアっぽさを感じさせるもので、隠れキャラとして「カシオペンギン」も登場する。

<▲図:「G'zOne TYPE-XX」を開いた状態>

キーボード側は、初代G'zOneへのオマージュとして円形10キーを採用。照光機能を搭載しつつ、見た目はアルミ切削スピン加工のようなメタリック調表現に進化させている。軍手やグローブをした状態での操作も容易なボタン設計にもなっている。また、10キーの上に配置されているセンタキーは、六角カーソルで囲まれていて、緻密なローレット仕上げで非常に美しいデザインだ。

加速度センサー、地磁気センサー、気圧センサー、温度センサーを搭載し、方位、気圧、高度、温度などを測定できる上、FMラジオも搭載する。もちろんGPSも搭載している。

<▲図:「2WAYストラップ&マルチケース」>

別売りのオプション品には「卓上ホルダ」「2WAYストラップ&マルチケース」「電池パック」「京セラ3.5φType-C変換ケーブル」が用意されている。

<▲図:「2WAYストラップ&マルチケース」の利用イメージ>

G'zOne TYPE-XXのカラーバリエーションはリキッドグリーンとソリッドブラックの2色。

情報元、参考リンク
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