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ドコモが2022年夏に一般向け5G SA(スタンドアローン)サービスを提供へ。法人向けサービスは13日に先行提供開始

NTTドコモ(以下、ドコモ)は13日、スタンドアローン(Stand Alone、以下SA)方式の5Gサービスを法人向けに提供開始した。従来の5Gサービスは、「NSA(Not-Stand Alone)」方式で提供されてきた。

NSAとSAの設備構成の比較イメージ
<▲図:NSAとSAの設備構成の比較イメージ>

このNSA方式の5Gサービスは、4Gの装置を流用したものだが、SA方式の5Gサービスは、新たに5G専用のコアネットワーク設備である「5GC(5G-Core)」と5G基地局を組み合わせて、「Sub-6帯」(3.7GHz帯/4.5GHz帯)で提供される。

5GCを利用することで、将来的には5G SAの特徴であるネットワークスライシング技術(5Gネットワークを運用する上でユースケースやビジネスモデルなどのサービス単位でコアネットワークを分割して最適化する技術)の実現と、モバイルブロードバンドの更なる高度化を促進し、ネットワーク性能を活かした技術開発やサービスの提供を目指すという。

5G SAサービスは、まずは法人向けから先行提供開始となり、来年夏をめどに一般向けの提供も始まる予定。

5G SAサービスの一般向け提供が来年夏に予定されているわけだが、当然、5G SA対応スマートフォンも同時期にリリースされる予定だという。

情報元、参考リンク
NTTドコモ/プレスリリース

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