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楽天モバイルが「AQUOS sense6」を発売!最大2万ポイント還元を考慮すると実質19800円相当に!

楽天モバイル及びシャープは11日、5Gに対応したAndroidスマートフォン「AQUOS sense6」を楽天モバイルから同日に発売したと発表した。AQUOS sense6は通信キャリアではNTTドコモ(以下、ドコモ)とauから4日に発売済みだが、僅か1週間遅れで楽天モバイルからも登場した。端末価格は39,800円(税込、以下同)だが、最大20,000ポイント還元キャンペーンを適用すれば、実質的には19,800円相当と捉えることができるので、とてもおトクだ。

<▲図:「AQUOS sense6」が楽天モバイルでも発売>

なお、AQUOS sense6には「ライトカッパー」「シルバー」「ブラック」「ブルーメタリック」の4色のカラーバリエーションがあるが、この内、ブルーメタリックはドコモオンラインショップ限定カラー。ライトカッパー、シルバー、ブラックはそれ以外のドコモ取扱店、auで広く展開されていて、楽天モバイルでもこの3色を取り扱う。

AQUOS sense6 カラー
<▲図:「AQUOS sense6」のカラーバリエーション。「ブルーメタリック」はドコモオンラインショップ限定カラー>

ドコモ、au、楽天モバイルでの大きな違いはやはり価格で、ドコモでは57,024円、auでは40,470円。ドコモでは「いつでもカエドキプログラム」適用での実質負担額は39,864円、auでは「スマホトクするプログラム」によって実質負担額32,430円にできるが、両社ともAQUOS sense6の回収が前提での実質負担額なので、楽天モバイルのそれとは異なる。


楽天モバイルでは純粋にAQUOS sense6を購入し、返却/回収の必要はない。それでいて端末価格39,800円で、3キャリアの中では最も安い価格設定の上、楽天ポイントが最大20,000ポイント還元されるので、前述したように相当おトクだ。

もちろんスマホは通信サービスの回線品質も含めての話なので、メイン回線として考えている場合には楽天モバイルの回線エリア/品質なども考慮した上で購入を検討したいところ。なお、楽天モバイルへの加入の流れ等はこちらの記事を参照して欲しい。筆者が4月に加入した時の流れだが、大まかな部分は変わっていないのである程度参考になれば幸いだ。

さて、AQUOS sense6に話を戻すと、ドコモ版ではeSIMに非対応だが、楽天モバイル版はau版と同様、eSIMにも対応している。正確にはeSIMとnanoSIMのデュアルSIM仕様だ。

それ以外の点は基本的に各キャリアで共通。

AQUOS sense6は、AQUOS senseシリーズとしては初となる「IGZO OLEDディスプレイ」を搭載する。10億色を鮮やかに表現できる明るく美麗な表示が可能なディスプレイで、120Hzのタッチレスポンスも合わせて軽快な操作が可能となっている。

OSはAndroid 11で、CPUはQualcomm Snapdragon 690 5Gで、メモリは4GB、ストレージは64GB。メモリは欲を言えば6GB程度欲しいところだが、CPUはSnapdragon 690 5Gで、ディスプレイも前述したように省電力性能にも優れつつ、美麗な表示が可能なIGZO OLEDで、解像度も勿論高く、2,432 x 1,080ドット。また、バッテリー容量も4,750mAhと大きい。

それでいてボディサイズは約152 x 70 x 7.9mmと、「AQUOS sense5G」よりも11%薄く、持ちやすいサイズに仕上げている。重さも約156gと軽い。

指紋認証センサーは独立タッチキーではなく画面内認証タイプとなっているので、好みが分かれる部分かもしれない。

また、日常的にゲームを多くプレイしたり、動画視聴時間が長い方の場合はバッテリーでの充電を行いながらそれらの操作を行うことも多いと思う。ところが充電しながらの高負荷処理はバッテリーの劣化に繋がる。しかし、AQUOS sense6では「AQUOS R6」のように、直接給電が可能となっているので、長時間の高負荷処理も安心して行うことができる。具体的にはバッテリー残量90%まで充電した後に給電に切り替え、劣化を防ぐことが可能となっている。

この機能によってAQUOS sense6では、3年経過しても初期状態に対して90%以上のバッテリー容量を維持できるとされている。

今年に入り、Xiaomiのスマホが日本市場でも売り上げ台数を伸ばしていて、コストパフォーマンスの良さを売りの一つとしてきたAQUOS senseシリーズにとっては強敵だと思うが、AQUOS sense6も、少なくとも楽天モバイルでの最大20,000ポイント還元による実質19,800円相当で考えると、全く劣らないレベルにある。それでいてスタイリッシュなボディ、おサイフケータイ対応、ハイレゾ対応なども見逃せないし、カメラもリアに3眼カメラを採用するなど、超ハイスペックとは言えないものの必要十分以上のカメラを備えている。

AQUOS sense6がシリーズの評判を再び高めるヒット商品になるかどうか注目だろう。

情報元、参考リンク
楽天モバイル/AQUOS sense6製品ページ
楽天モバイル公式サイト

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