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ASUSが小型ハイエンドスマホ「Zenfone 8」とフリップカメラスマホ「Zenfone 8 Flip」を発表!

ASUS JAPANは18日、Androidスマートフォン「Zenfone」シリーズの最新機種を日本市場向けに発表した。5.9インチでフルHD+解像度の有機ELディスプレイを採用し、軽量コンパクトのスマホとして新たに生まれ変わった「Zenfone 8」と、回転するフリップカメラを搭載し、ディスプレイも6.67インチと大型の「Zenfone 8 Flip」の2モデルで、いずれも20日に発売となる。

<▲図:「Zenfone 8」と「Zenfone 8 Flip」の実機(※モザイクの箇所は貸出機のナンバー記載シール。実際の商品にはありません)>

両機種とも「Zenfone 8」の名を冠する同シリーズながら、少なくとも今回の2モデルはタイプも大きさも全く異なるため、一部仕様の異なる同シリーズモデルというよりも全くの別モデルと考えた方がいいかもしれない。お借りしていた端末を試用したレビュー記事を後ほど公開予定(Zenfone 8のレビュー記事はこちら)なので、各機種の印象はそちらで詳しく述べたいと思うが、実際に全くの別モデルだと感じるほど違う。背面デザインも全く違うし(上の写真参照)、機能面でも「おサイフケータイ」や「防水・防塵」はZenfone 8のみでZenfone 8 Flipは非対応など、異なるので注意が必要だ。

近年のスマートフォンはディスプレイの大型化及び高性能化と背面カメラの複眼化及び高性能化が各メーカーの注力ポイントの一つとなっているが、カメラはそこそこで本体サイズも手頃で中身の基本性能だけを高めたハイエンドスマートフォンを欲しい、と考えている方は一定数いると思う。

<▲図:「Zenfone 8」と「ZenFone 7」のサイズ比>

今回新たに登場するZenfone 8は正にその要求に応えてくれるスマートフォンだ。一方のZenfone 8 Flipは、全くターゲットが異なり、カメラを最重視するユーザーや大型ディスプレイを望む方に向けた製品となっている。完全に種類が異なるので、どちらかで迷うという例は少ないのではないかと思う。

両機種とも実際にはメモリ、ストレージ容量別に複数モデルが展開され、希望小売価格(税込、以下同)も異なる。詳しくは下記の通り。

■Zenfone 8のラインナップ
※型番の「BK」部分はカラーを表していて、BKはオプシディアンブラック、「WH」はムーンライトホワイト、「SL」はホライゾンシルバー。Zenfone 8にはこの3色のカラーバリエーションが用意されている。

  • ZS590KS-BK256S16:メモリ16GB、ストレージ256GB、108,800円
  • ZS590KS-BK256S8:メモリ8GB、ストレージ256GB、92,800円
  • ZS590KS-BK128S8:メモリ8GB、ストレージ128GB、79,800円

<▲図:「Zenfone 8」のカラーバリエーション>


■Zenfone 8 Flipのラインナップ
※型番の「BK」部分はカラーを表していて、BKはギャラクティックブラック、「SL」はグレイシアシルバー。Zenfone 8 Flipにはこの2色のカラーバリエーションが用意されている。

  • ZS672KD-BK256S8:メモリ8GB、ストレージ256GB、98,800円
  • ZS672KD-BK128S8:メモリ8GB、ストレージ128GB、86,800円

<▲図:「Zenfone 8 Flip」は背面デザインも「Zenfone 8」とは異なる>

下にそれぞれの基本スペック表(※虫メガネアイコンで拡大)も掲載したが、ご覧のように必ずしもZenfone 8 Flipの方がZenfone 8よりもスペックが全て上、という訳ではない点には注意が必要だ。一見、Zenfone 8 Flipはスペックも大きさもカメラも上だと推測しようになるかもしれないが、実際には違う。

<▲図:「Zenfone 8」の基本スペック表>

<▲図:「Zenfone 8 Flip」の基本スペック表>

CPUは両機種とも「Qualcomm Snapdragon 888 5G」で同じだが、メモリが最も大容量なのはZenfone 8の最上位モデルで、Zenfone 8 Flipには同容量の16GBモデルは用意されていない。

また、厳密には従来モデルと今回とでは製品のブランド名が若干変更となっている。以前はロゴ自体は「Zenfone」ながら製品名は「ZenFone」と、「F」が大文字になっていたが、今回からロゴに合わせて小文字の「f」に変わった。

スペック表をご覧の通り、Zenfone 8はとてもコンパクトだ。約148 x 68.5 x 8.9mmで、重さは約169g。

<▲図:「Zenfone 8」のイメージ>

私は久しぶりにこのサイズ帯のスマートフォンをまともに使ってみたが、やはり持ちやすく操作しやすい。一方で、もはや大型機種に慣れ切ってしまっているからか、しばらくは動画視聴時の迫力を乏しく感じた。もちろんZenfone 8 Flipはデカいので大迫力だ。また、文字サイズは「設定」で変更可能だが、標準設定だと小さく感じる方もいるかもしれない。その場合はワンサイズ大きい文字サイズに変更すればいいと思う。

そして動画視聴時の迫力に関しても、実は数日も使っていると今度はZenfone 8のサイズに慣れてしまい、全く迫力不足を感じなくなった。むしろ、ズボンのポケットに入れても曲げ方向の荷重がかかる心配をしなくて済むし、片手でもそれなりに操作できるし、かなり気に入った。

ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応し、タッチサンプリングレートも240Hzだ。リフレッシュレートはやはり120Hzに慣れると60Hzには戻れなくなる。非常にスムースで、画面スクロール中のチラつきもほとんど無い。表示性能も優れていて、非常に綺麗だ。

<▲図:「Zenfone 8」のディスプレイについて>

ただし、Zenfone 8 Flipのディスプレイは若干性能が異なる。リフレッシュレートは90Hzまで、タッチサンプリングレートは200Hzとなっている。パネルはZenfone 8もZenfone 8 Flipも有機ELだ。

<▲図:「Zenfone 8 Flip」のディスプレイについて>

生体認証は顔認証と指紋認証に対応していて、指紋認証は画面内タイプ。位置が画面下部ではなく、若干中央寄りということもあり、本来は手の形状からして指を当てやすい位置なのだが、すっかり画面下の方に指を当てることを体が覚えてしまっていて、2週間経っても画面を見ないとすんなり指を当てられない。若干慣れが必要そうだ。

<▲図:「Zenfone 8」における指紋認証センサーの位置>

そして何より今回のZenfone 8では「おサイフケータイ」に対応し、IP65/IP68相当の防水・防塵仕様も採用している。やはり「おサイフケータイ」に対応した点は嬉しいし、実際に便利だ。前述したようにZenfone 8 Flipはおサイフケータイにも防水・防塵にも対応していないので、その点には注意して欲しい。

<▲図:「Zenfone 8」実機の背面には「おサイフケータイ」(FeliCa)対応マークがしっかりと表示されている>

Zenfone 8のバッテリー容量は4,000mAhで、急速充電は「Quick Charge 4.0」に対応している。本体パッケージには最大30W対応のUSB-ACアダプターとUSBケーブルが同梱されている。Zenfone 8 Flipは5,000mAh。

フリップカメラのないZenfone 8の背面カメラは3眼や4眼が増えてきた近年のハイエンドスマホと比べると幾分シンプルだ。約6,400万画素の広角カメラ(光学式手振れ補正対応)と1,200万画素の超広角カメラの構成。超広角カメラ側では最短4cmまでの接写撮影もできる。前面カメラは約1,200万画素だ。実際に軽く使ってみた限りでは、カメラの性能は決して悪くなく、オートで撮影しても普通に綺麗に撮れる。ハイエンドスマートフォンだけあり、Zenfone 8も十分高性能だ。

<▲図:「Zenfone 8」の背面カメラについて>

Zenfone 8 Flipの場合にはフリップカメラが回転して前面カメラの役割もこなせるため、前面カメラはない。そのため、ディスプレイにはパンチホール(穴)や切り欠きはない。

フリップカメラは約6,400万画素の広角カメラと約1,200万画素の超広角カメラ、3倍光学ズーム対応の望遠カメラの構成。フリップカメラは回転軸の耐久性を気にする方も多いと思うが、Zenfone 8 Flipではシャフトの耐久性が50%向上し、少なくとも300,000開閉に耐えられるとされている(ZenFone 7では20万回の開閉テストクリア)。

<▲図:「Zenfone 8 Flip」のフリップカメラについて>

<▲図:「Zenfone 8」はオーディオ面にも注力。イコライザー機能なども搭載>

冒頭で記したようにZenfone 8のレビュー記事は後ほど公開予定(→こちらの記事)、Zenfone 8 Flipのレビュー記事は明日以降の予定だ。

お世辞抜きでZenfone 8は相当良いと思う。少なくとも大きすぎないサイズのハイエンドスマホを求めている方には現時点でベストと言ってもいいかもしれない。中身もピュアAndroidに近いほど余計なアプリがほとんど入っていないので使いやすいと思う。

Zenfone 8、Zenfone 8 FlipはASUSストアやAmazon、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの各量販店の他、「OCN モバイル ONE」(goo Simseller)、「IIJmio」「LinksMate」などの格安SIM/スマホサービスでも扱う。過去のモデルにならえば格安SIM各社で割引/ポイント還元などのキャンペーンによってお得に購入できる可能性もあるので、購入先の比較検討も必要になりそうだ。大体の新製品では「OCN モバイル ONE」が大抵は2週間の発売記念セールキャンペーンを行うのが恒例なので期待したいし、「IIJmio」もMNPでの割引セールを行うかもしれない。

情報元、参考リンク
ASUS公式サイト
Amazon ASUSストア
OCN モバイル ONE公式サイト
IIJmio公式サイト
BIGLOBEモバイル公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. <編集後記>
    別記事でレビューも用意していますが、Zenfone 8はかなり良いのでお勧めです!

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