まず、サービスの提供元がKDDIに変わるのは以前告知された予定通り。一方で、UQ mobileのサービス自体は変化なく継続提供されるので、既存ユーザーに何らかの手続きが必要になったり設定変更を要求されることはない。今回の提供元変更を意識せずに使い続けられる、と言って構わないだろう。
ただし、月々の利用料金の請求元がKDDIに変わるので、一瞬戸惑いがあるかもしれない。しかし、請求日や口座振替日の変更はないし、支払い方法の再設定などの必要もない。
同じく変更がないのはサポートセンターで、10月1日以降もUQ mobileに関する問い合わせは「UQ mobileお客さまセンター」で受け付ける。その際の問い合わせ先電話番号も受付時間も変更はない。
ところが、UQコミュニケーションズが提供するもう一つの通信サービスである「UQ WiMAX」については、継続して同社が提供するものの、サポートセンターが変わるので注意が必要だ。現行の「UQお客さまセンター」から「UQ WiMAXお客さまセンター」での受け付けに変更となり、電話番号も0120-929-777となる。
今回の体制変更によって、KDDIはauとUQ mobileという2つのモバイル通信サービスを手掛けることになり、将来的には料金プラン等の見直しも行われるのかもしれない。2つのブランドを上手く再構成することで今まで以上に幅広いユーザー層に訴求し、魅力を感じさせるサービスになってくれることを期待したいところ。
そしてUQコミュニケーションズはWiMAXに集中することで、サービスの魅力を強化して欲しいところだ。
【情報元、参考リンク】
・UQコミュニケーションズ/プレスリリース
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