スマートスピーカーに対応した照明器具はすでに複数メーカーからリリースされているが、全国の家電量販店で照明器具を販売する大手メーカーの一つであるアイリスオーヤマが本格導入するのは大きな動きと言える。
同社はスマートスピーカー対応のシーリングライトを初年度5万台、電球を10万球販売することを目指している。
スマートスピーカー対応LEDシーリングライトとスマートスピーカー対応LED電球にはWi-Fiが内蔵されていて、自宅のWi-Fiネットワークに繋げれば、スマートスピーカーやスマートフォン向けアプリからの操作が可能となる。スマートスピーカーは「Google Home」(Google アシスタント対応製品)、「Amazon Echo」に対応している。
音声で照明の電源オン/オフ、調光、調色ができるので、まさにリモコン要らずの環境になる。「あれ? リモコンどこに置いたっけ?」といったことが無くなるのでかなり便利そうだ。
また、スマートフォン向けのアプリからの操作に関しては、家のWi-Fiネットワーク下にいる時だけでなく、外出先からモバイル回線を使っての操作も可能となっている。出掛ける際に照明を消し忘れた時に外出先から消すことができるし、旅行や出張などでの長期不在時などに外出先から点けたり消したりできることも便利かもしれない。しかも、スケジュール操作も可能となっている。外出や帰宅などのスケジュール設定での電源のオン/オフができるようになっている。
シーリングライトはデザインフレームタイプと薄型タイプ、それぞれに4つの製品が用意されている。電球は3つの製品が用意されている。価格は電球が3,980円から、シーリングライトが13,800円からとなっている。価格設定も手を出しやい範囲に抑えられているので、スマート照明が本格普及し始めるキッカケになるかもしれない。
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<▲表:製品ラインナップと仕様> |
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/アイリスオーヤマ スマートスピーカー対応LED
・アイリスオーヤマ/プレスリリース