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市販のノートとペン先も使えるスマートノートパッド「bink」が登場!1024段階の筆圧感知で手書きノートをデジタルデータ化!

ビーラボは24日、IoT製品の支援プラットフォームである「+Style」(プラススタイル)においてスマートノートパッド「bink(ビーインク)」の販売を開始した。binkはスマートノートパッドというジャンルの製品としてPRされているが、手書きメモをデジタルデータ化できる。


binkはスマートペンとスマートパッドで構成される製品で、スマートペンのペン先には市販の替え芯が使え、スマートパッドには市販のノートをセットできる、という点が大きな魅力。セットした紙のノートにスマートペン(ちゃんとインクが出る)で手書きした内容をデジタル化することができる。



スマートノートパッド系の製品はいくつかのメーカーから出ているので目新しいものと言い切ることもできないが、binkは結構良さそうだ。前述の通り、市販のノートとペン先を使える上、筆圧感知が1024段階でき、バッテリーもかなり持つ。


スマートパッド自体のサイズはA5で、縦開きA5サイズの市販のノートをセットして使うことができる。スマートパッドは連続使用で15時間、待ち受けだと600時間持つ。一方のスマートペンにはD1規格の市販のボールペン用替え芯を使える。スマートペン自体は連続で300時間の使用、待ち受けで2,500時間の持ちとなっている。


binkでは書いたそばからリアルタイムでデジタル化する使い方と、一旦binkの内蔵ストレージにデータを保存しておいて、後からスマートフォンと接続して同期させる、という使い方ができる。bink内には約100ページ分のデータを保存しておける。

また、デジタルデータはページ全体を画像データとして保存できる他、OCR機能を使ってテキストデータに変換することもできる。OCRによるテキストデータ化は日本語、英語、中国語、フランス語に対応している。ただし、ページ内にテキストとイラストが混在する場合にはうまくテキスト化できないこともあるという。

データはPNG、JPGといった画像データのほか、PDFとしても保存できるので、それらのデータをオンラインストレージに保存したりメールやSNSで共有したり、といった扱いも自在にできる。

面白いのは前述したリアルタイムデータ化で、スマートフォンやタブレットをノートの横に置きながら書くとハッキリ分かりそうだが、パソコンの戻るボタンのように書き直すことができるようになっている。使い方次第だが、かなり便利かもしれない。というのも、最初から紙のノートは下書きというか、ペンタブレットのようなものと考えてデジタルデータを作成するための土台だと考えて、紙への直書きは書き直しで汚くなっても構わないとすれば、デジタルデータは書き直しによる調整でかなり綺麗なページデータとして残すことができるかもしれない。


また、デジタルノートならではの機能として、2つのページをまとめて(重ね合わせて)しまうこともできる。

スマートペンはアルミニウムで、スマートパッドの外装は耐久性の高いナイロン素材、内装には合皮を使っている。鞄に無造作に入れても簡単にはへたらないという。また、内側にはいくつかのポケットを備え、ちょっとした収納もできる。なお、対応するスマートフォン/タブレットのOSはAndroid 4.0以降とiOS 7.0以降となっている。

価格は19,224円(税込)だ。

【情報元、参考リンク】
+Style/bink製品ページ

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