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ソニー、有機ELディスプレイ搭載「Xperia XZ3」発表!日本でも発売予定!

ソニーモバイルコミュニケーションズは30日、ドイツ・ベルリンで開催される家電見本市「IFA 2018」に向けて現地でプレスカンファレンスを開催し、Androidスマートフォン「Xperia」シリーズの新機種「Xperia XZ3」を発表した。


Xperia XZ3は今秋各国で順次発売予定で、もちろん日本市場向けにも販売される。ただし、現時点ではどの通信事業者から販売されるのかは明らかにされていない。

Xperia XZ3の最大の特徴は、Xperiaシリーズとしては初となる有機ELディスプレイを採用した点だ。ソニーグループのモバイル製品で有機ELディスプレイを採用したものは初期の「PlayStation Vita」などがあるが、Xperiaシリーズでは初。

Xperia XZ3は縦長の6.0インチの有機ELディスプレイを搭載する。アスペクト比は18:9で、解像度は2,880×1,440ドットだ。ソニーの有機ELテレビ「BRAVIA OLED」で培った技術も投入され、テレビ同様の美しい映像を再現できるとしている。

Xperia XZ3では上下のベゼル(額縁部分)がブラックで、その部分も「Gorilla Glass 5」で覆っているため、昨今の各社のハイエンド機のような見た目となっていて、狭くなったこともあってベゼルが目立たなくなってきた。また、Gorilla Glass 5は前面だけでなく背面にも施され、どちらもエッジ部に向けてカーブした3Dガラスとなっている。


ボディサイズは約183×73×9.9mmで、重さは約193g。

カラーバリエーションはブラック、ホワイトシルバー、フォレストグリーン、ボルドーレッドの4色で、ボディは防水・防塵仕様。


外観から分かる特徴は他には指紋認証センサーが背面に設置されていることがあげられる。さらに、ワイヤレス充電(「Qi」対応)をサポートしているので、市販のQi対応ワイヤレス充電器などで充電できる。もちろんUSB Type-C端子を使っての有線での充電も可能だ。バッテリーの容量は3,300mAh。

エンターテインメント関連では他にはステレオスピーカー搭載と、「ダイナミックバイブレーションシステム」搭載も挙げられる。とはいえ、新鮮味は特にないが、「S-Forceサラウンド」をサポートし、ダイナミックバイブレーションシステムでは、動画や音楽、ゲームなどのサウンドに合わせてボディが振動する。

なお、Xperia XZ3では3.5mmオーディオ端子が廃止されているので、有線イヤホンを使いたい場合には、USB Type-C端子を使うことになる。だが、USB端子は充電にも使うので、充電しながら有線イヤホンを使う場合には分岐アダプタ/ケーブルが必須だ。USB Type-C端子からUSB Type-C端子と3.5mmオーディオ端子を取ることができるケーブルが純正アクセサリーとして用意されるので、それを使おう。

また、縦長の大型ディスプレイの採用で、指が上部まで届きにくいため、ユーザーインターフェースで補う。ストレスなく操作できるよう、「サイドセンス」と呼ぶ操作方法を搭載する。画面の左右端をダブルタップすると、触れた位置にアプリのランチャーが表示される。しかも、このランチャーに表示されるアプリは、時間や場所、使用頻度などユーザーのライフスタイルに合わせて次に使うアプリをAIが予測して表示する。持つ手の位置を動かすことなく、アプリ起動やカメラ撮影などの操作が可能となっている。

OSはAndroid 9で、プロセッサはQualcomm Snapdragon 845、メモリ(RAM)は4GBで、ストレージ(ROM)は64GB。microSDカードスロットは最大512GBのmicroSDXCまでサポートする。

カメラについては、今回は背面メインカメラには1,920万画素のセンサーを採用した「Motion Eyeカメラ」を搭載。前面のインカメラは1,320万画素のセンサーに加えて、F1.9のレンズを採用する。



【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース
ソニー/Xperia XZ3製品ページ(英語)

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