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【島田純のMobile×Travel】第101回:台湾初のApple Store「Apple 台北 101」を訪問

日本各地からのLCC就航によって、グッとアクセスが良くなった台北のシンボルとも言える「台北101」のショッピングモール内に、台湾初となるApple Storeがオープンしました。店舗の正式名称は「Apple 台北 101」です。今回はその「Apple 台北 101」を訪問したレポートをお届けしたいと思います。

<▲図:「台北101」のショッピングモール内に「Apple 台北 101」がオープン>

「Apple 台北 101」へのアクセスは、台北地下鉄(台北捷運)の信義線(赤線)の「台北101/世貿駅」(R03)駅の4番出口を出て、小籠包で有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)の反対側にあるエスカレーター・階段を上り、右側に見える入口から「台北101」に入ります。すると、世界各地の「Apple Store」でお馴染みのマークが見えます。

<▲図:鼎泰豊(ディンタイフォン)の反対側にあるエスカレーター・階段が最寄り>

「Apple 台北 101」は、「台北101/世貿駅」4番出口に「ほぼ」直結しているのですが、地下鉄の出入り口から台北101の入口までの間には屋根がないため、突然の大雨には注意が必要です。

筆者が「Apple 台北 101」を訪問したのは、「iPhone 8」および「iPhone 8 Plus」の発売直後の週末ということもあり、店頭では新製品をいち早く試したい・購入したいユーザーでとても混雑していました。

<▲図:新商品発売で混雑する店内>

<▲図:広い店内に設置された休憩スペースでくつろぐ買い物客も多数>

<▲図:製品の使い方を紹介する講座も開かれる>

なお、台湾での「iPhone 8」の販売価格は64GBモデルが25,500台湾ドル(約9.5万円)、256GBモデルが30,900台湾ドル(約11.5万円)、「iPhone 8 Plus」は64GBモデルが28,900台湾ドル(約10.7万円)、256GBモデルは34,500台湾ドル(約12.8万円)です。

「Apple 台北 101」にラインナップされている商品は、基本的に日本国内で販売されているものと同様となっているようで、「台湾ならでは」の商品を見つけることはできませんでした。

ただし、逆に言えば旅行・出張に充電ケーブルや充電アダプタを持ってくるのを忘れてしまった! なんて場合でも、各種アクセサリを難なく購入することができるという面では安心感があります。ちなみに、台湾の電源プラグ(コンセント)の形状は日本・中国と同じ「Aタイプ」です。

<▲図:各種純正アクセサリが買えるのは安心>

また、店舗内のテーブルでは、AC電源が設置されており、店内で買物をした後に一休みしながらガジェットを充電することもできます。


<▲図:テーブルにはAC電源も配備>

「iPhone 8」などの新製品発売タイミングと重なり店頭が混雑していたため、今回の訪問では買物をしませんでしたが、スタッフとお客さんのやりとりを見ている限り、旅行中に買物に訪れた外国人に英語で対応しているスタッフを多く見かけました。そのため、英語が通じるか? という心配をする必要は無いでしょう。

オリジナルの商品があるわけではない、という点についてはやや寂しさもありますが、台北旅行でも定番の行き先となっている「台北101」のショッピングモール内にある「Apple 台北 101」のアクセスは抜群。旅行のついでに「海外のApple Storeを覗いてみたい」というAppleファンやガジェットファンには見落とせないお店になりそうです。

【参考リンク】
台北 101 - Apple 直營店 - Apple (台灣)


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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