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【島田純のMobile×Travel】第86回:自転車シェア対応セブン-イレブンが増加中!既存ポートでも台数増

東京都内6区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区)のセブン-イレブンにおいて、「ちよくる」などの名称で提供中の電動アシストつき自転車のレンタルサービスを利用できるようになったことは前回の記事にてお伝えした通りです。

<▲図:セブン-イレブン「新宿築地町店」(東京都新宿区)>

このサービスはドコモグループのドコモ・バイクシェアとの連携で実現したもので、提携発表から1カ月ほどが経過しましたが、3月7日時点で公表されているセブン-イレブンのポート数は、当初の2店舗から9店舗まで増加しています。ポートというのは、レンタル自転車を借りたり返却できる拠点のことで、今ではセブン-イレブン9店舗にもそれが設置されている、ということになります。

<▲図:電動アシストつき自転車を借りられるセブン-イレブンが拡大中(※クリックすると拡大)>

先日のセブン-イレブン・ジャパンとドコモ・バイクシェアの発表によると、都内6区のセブン-イレブンへのポート設置は2017年6月末までに100店舗が予定されています。

提携が発表された2月8日から数えて6月末までの日数はおよそ140日となりますので、1週間におよそ5つのセブン-イレブンでポートがオープンする計算となります。

いまのところ、提携発表からの約1カ月間で新たにポートが設置されたセブン-イレブンが9店舗にとどまっているため、計算上のペースよりはゆっくりとした展開ではありますが、それでもセブン-イレブン以外の施設、ホテルなどへのポート開設や、既設のサイクルポートのラック増設による効果か、東京都内でドコモ・バイクシェアの赤い自転車を見かける機会は日に日に増しているように感じています。

<▲図:秋葉原駅近くのサイクルポート「秋葉原公園」>

また、新たなサービス提供エリアとして2017年3月6日より、沖縄県那覇市内にて「沖縄バイクシェア」が実証実験として提供開始されました。沖縄バイクシェアのポート数は那覇市内に5箇所のみとまだまだ限られていますが、全国各地で「ドコモ・バイクの赤い自転車」を目にする機会が増えそうです。

なお、ドコモ・バイクシェアと各自治体が共同展開する電動アシストつき自転車のレンタルサービスは、東京都内6区のほか、横浜、仙台、広島、沖縄、神戸など複数のエリアに及びます。これらのサービスを利用するためには、エリア毎に別々に会員登録を行う必要があるため、「普段使っている自転車レンタルを、旅先でも気軽に利用する」というスタイルでは利用できなくなっています。

東京都内6区でポートがどんどん増えていくのは、いちユーザとしてとても嬉しいのですが、欲を言えば各地で便利に使えるようになったサービスを「相互利用」(同じ会員情報で利用できるように)できるようになれば、「家の近所でも、旅先でも電動アシスト機能つき自転車を気軽にレンタル」が実現しそうです。

【情報元、参考リンク】
自転車シェアリング|セブン‐イレブン~近くて便利~
沖縄バイクシェア|那覇市の観光レンタサイクルサービス


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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