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シャープ、高効率な化合物太陽電池でスマホを充電できる椅子型のソーラー充電スタンドを開発

シャープは26日、高効率な化合物太陽電池が発電した電気をスマートフォンなどの機器の充電に利用できる椅子型の「ソーラー充電スタンド」を開発したと発表した。このソーラー充電スタンドは公益財団法人東京都環境公社を通じて、東京都内のコーヒーショップ3店舗に10月下旬から順次設置される。

<▲図:椅子型のソーラー充電スタンドの設置イメージ>

これは、同社が東京都環境公社が再生可能エネルギーの普及啓発に向けて推進する「シティチャージ普及促進事業」の設置事業者に応募し、採用されたことからの動き。

今回開発されたソーラー充電スタンドは、背もたれの裏側に人工衛星などに採用されている変換効率が約30%の化合物太陽電池を搭載している。

この椅子型のソーラー充電スタンドをテラス席などの屋外に設置することで効率よく発電できる。利用者は座ってコーヒーを飲みながら、手軽にスマートフォンなどの機器を充電することができる。

また、発電した電気は、座面の下に搭載された蓄電池に蓄えられるようになっているため、日照量が少ない時などでも蓄電池に蓄えられた電気を使ってスマートフォン等を充電できるようになっている。

<▲図:一見すると普通の椅子だが、実際にはソーラー充電スタンドの機能を持つ>

スマートフォンなどの機器を充電するための出力端子(USB)は座面の後方に設置されていて、充電に必要なケーブル類は付属していない。ケーブルに関しては自分で用意する必要があるので、その点には注意してほしい。

<▲図:椅子型ソーラー充電スタンドの概要>

【情報元、参考リンク】
シャープ/プレスリリース

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