市場調査会社のMMD研究所は4月22日から24日の3日間、インターネットを使った調査で「スマートフォン購入に関する定点調査」を行い、その結果を公開した。今回の調査の有効回答数は693人で、回答者属性は男女比は約半々、年代は15-19、20-29、30-39、40-49、50-59、60歳以上の層でそれぞれ若干異なり、20-29歳が25%と最も多くなっている。
まず、現在使っているスマートフォンのOSからだが、55.0%がiOSと回答し、42.1%がAndroid、Windows Phoneが0.7%、その他が0.4%、わからないが1.7%となっている。グローバルで見るとOSシェアはAndroidが圧倒的だが、日本市場ではiPhoneが強く、55%となっている。とはいえ、Androidも十分に健闘している印象だ。
次に今使っているスマートフォンを購入する際に重視した点だが、バッテリーの持ちや操作性の良さ、画質の良さ、画面の大きさなどを気にしている方が多いことがわかる(上図参照)。
一方で、防水機能をあまり重視していない方が多いことも分かる。これはiPhoneユーザーの回答が多いのかもしれない。
では、現在使っている機種の前に使っていた機種についてだが、どれくらいの期間使っていたのか? と言うと、2年から2年半未満という方がもっとも多く、25.4%だ。3年以上という方も21.2%、2年半から3年未満が9.1%で、5割以上の方が2年以上使っていることが分かる。
スマートフォンの購入場所でもっとも多いのはキャリアショップで、53.1%の方が利用している。続くのは家電量販店の15.9%、携帯電話専門ショップの12.8%だ。ネットショップは7.4%、キャリアのオンラインショップは4.9%。
現在使っている機種に決めた理由は、1番が好きなブランドの後継機種だから、というもので、37.2%だ。2番目は店頭で触って、という方が多く、32.3%。キャンペーンが決め手になった方も多く、25.5%だ。
次にスマートフォン購入時に通信キャリアを変更したかどうか? という点については、現在大手4キャリア(ドコモ、au、SoftBank、Y!mobile)を契約している方の場合は、69.6%が同じキャリアを継続し、29.5%が他キャリアからの変更で、0.9%がMVNOサービスからの変更となっている。一方、現在MVNOサービスを利用している方は、64.4%が大手4キャリアからの移行で、32.7%が同じMVNOサービスを継続、2.9%が他のMVNOからの変更となっている。
現在利用しているスマートフォンの機種だが、iPhoneが56.1%、Xperiaが14.1%、AQUOSが9.1%、ARROWSが4.3%、GALAXYが2.6%、ZenFoneが1.6%、DIGNOが1.4%、Nexusが1.3%となっている。
Androidの場合、割合ではなく台数で見るとよりハッキリ分かるが、XperiaとAQUOSが抜けた存在となっている。Xperiaが98台、AQUOSが63台で、3位につけたARROWSが30台、という並びだ。4位のGALAXYは18台、5位のZenFoneは11台だ。ZenFoneはMVNOサービスが扱うSIMフリースマートフォンの中ではおそらく未だにトップシェアだと思われる。
最後に、一つ前に利用していた機種については、82.1%がスマートフォンで、17.9%がフィーチャーフォンと回答している。
【情報元、参考リンク】
・MMD研究所/プレスリリース
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