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GoogleのTV用プラットフォームはGoogle TVからAndroid TVに完全移行へ。Google TVのサポート終了

米Googleのテレビ向けプラットフォームと言えば、2010年に登場した「Google TV」と、現在の「Android TV」の2つがあるが、Google TV搭載テレビはソニーなど一部のメーカーから製品が登場したものの普及したとは言えなかった。

Android TV

それだけに後継プラットフォームともいえる「Android TV」には同じ道を歩まないことが望まれるが、Google TVと比べてAndroid TVの方が普及に向けた環境は整っているだろう。

例えばソニーは先日、米ラスベガスで今年の「ブラビア」において4Kラインナップの全機種とフルHD機種の一部でAndroid TVを採用することを明らかにし、今春以降に順次発売となる。そのため、ブラビアだけでも普及台数はかなりのものになるはずだ。他にも、シャープやフィリップスなどいくつかのメーカーからAndroid TV搭載テレビがリリースされる予定だ。さらに、Android TVベースのセットトップボックス、ゲームコンソールなども予定されている。

Android TVは普及に向けて、準備が整いつつあるが、その一方でGoogle TVについては、Googleがサポートを終了することを米国時間6日に明らかにした。同社はGoogle TVの開発者向けに、Google TVのサポートを終了すると明かし、一部の機種はAndroid TVにアップグレードされると発表した。ただし、アップグレードが用意されない機種はGoogle TVのままとなる。

いまや各社のテレビは「スマートテレビ」と言える機能を備えたものになっており、それはソニーのブラビアもそうで、様々なアプリや動画配信サービスも利用可能だが、Android TVになることで、そうした機能の使い勝手は向上しそうだ。

【情報元、参考リンク】
Android Official Blog/Coming to a TV near you
Google TV Developers/Dear Google TV developers

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