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【島田純のMobile×Travel】第28回:シンガポールのSingTelのプリペイドSIMをオンラインで残高追加して使ってみる

シンガポールの通信事業者「SingTel」のプリペイドSIMカードをオンラインで残高追加(チャージ)して使う方法をご紹介します。

SingTelのプリペイドSIMカードは、街中のSingTelのショップなどで購入できるほか、チャンギ国際空港の両替所でも購入することができます。SingTelのプリペイドSIMカード購入については、過去に紹介していますので、SIMカードの入手についてはこちらを参照してください。

SingTelのプリペイドSIMカードは、オンラインでの残高追加にも対応しており、実は日本国内からでもオンラインで残高追加を行うことができます。

SingTelのプリペイドSIMの残高追加や、インターネットプランの残高確認は、専用のWebサイト「hi! Accout」(http://www.singtel.com/hi )より操作を行います。

SingTel「hi!Account」にアクセスする

この画面から、プリペイドSIMカードの残高確認、データプランの登録、残高追加などの各種操作を行うことができます。

通常、SingTelのSIMカードを入れたスマートフォンやデータ通信端末から「hi! Account」へのアクセスに係るデータ通信料は無料になっていますので、これらの操作・手続き中の通信においてはプリペイドSIMの残高などを心配する必要がありません。

また、SingTelのSIMカードを入れた状態のスマートフォンなどから「hi! Accout」のURLにアクセスすると、自動的にログインした状態になるため、残高確認や残高追加などの操作がとてもカンタンに行えます。

「hi! Accout」へのアクセスは国際ローミング中も無料対象になるのかは不明ですが、データ通信を無効に設定した状態であっても、SingTelの電話番号宛にSMSでワンタイムパスワードを送信して、パソコンなどから「hi! Accout」にログインすることができます。パソコンからのアクセスでは、もちろんプリペイドSIMカードの残高を気にする必要はありませんし、日本国内からオンラインで残高確認や残高追加などの操作を行うこともできます。

PCから「hi! Account」にログイン

入力した電話番号宛にワンタイムパスワードが記載されたSMSが送信されます。

ワンタイムパスワードがSMSで送信される

ログイン後の流れは、パソコンからでもスマートフォンからでも基本的に同様となっていますが、今回はスマートフォンを使って操作することを前提に説明をします。

オンラインでの残高追加は「Top Up Now」から操作を行います。

Top Up Nowを選択

残高追加の方法を、物理カード(スクラッチ式)、クレジットカード、One Payの3つの方法から選択します。今回は、クレジットカードを使った残高追加を行うため「Top up with Credit Card」を選択します。

Top up with Credit Cardを選択

続いて、追加する残高と種類を選択します。

購入可能な残高の種類は複数ありますが、データ通信をメインで利用する場合は、「hi! Top-up」の10シンガポールドル、20シンガポールドル、50シンガポールドルタイプがおすすめです。

残高追加の金額や種類を選択

残高追加を行うと、プリペイドSIMカードの有効期限がそれぞれ以下の期間だけ延長されます。シンガポールを訪問する頻度や、必要となるプリペイドSIMの残高に合わせた金額を選択しましょう。

■残高追加の種類と延長される有効期間の長さ
  • $10 hi! Top-up Card:90日間
  • $20 hi! Top-up Card:180日間
  • $50 hi! Top-up Card:180日間

シンガポールでは、2014年4月よりプリペイドSIMカードの購入可能枚数が「パスポート1枚につき最大で3枚まで」と制限されており、この上限を超えてプリペイドSIMカードを購入することはできなくなっていますので、プリペイドSIMカードの購入枚数や有効期限には注意しましょう。
※2014年4月1日以前に購入済みのSIMカードについては、引き続き利用が可能です。

続いて、カード情報を入力するとオンラインでの決済が完了します。

カード情報を入力して決済する

正常に決済が完了すると、残高追加を行った電話番号宛にSMSが送信されます。

残高追加を知らせるSMS

何度か述べたように、オンラインでの残高追加は、日本国内からも行うことができます。過去に購入したプリペイドSIMカードの残高を余らせて有効期限切れとなることが無いように、シンガポールを訪問する前に、事前にオンラインで残高や有効期間を確認するのも良いでしょう。


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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