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KDDI、複数の周波数帯で同時通信して高速化する「キャリアアグリゲーション」対応の車載型基地局を導入へ。今夏のライブや花火大会、コミケなどのイベントにも出動

KDDIは31日、災害時に被災地での通信環境強化・復旧や大規模イベント時の通信環境強化などのために導入している車載型基地局について、「LTE-Advanced」の技術であるキャリアアグリゲーション(以下、CA)に対応した車載型基地局を用意し、導入すると発表した。

車載型基地局

CAは、複数の周波数帯を同時に使って通信することで通信速度を高速化する技術で、例えばau 4G LTEでは、800MHz帯と2.1GHz帯で同時通信することで下り最大150Mbpsの速度を実現している。

このCAに対応した車載型基地局は、早くも今夏開催される全国の各種イベント会場における通信環境強化のために導入される予定。

例えば、8月開催イベントでは、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「ふくろい遠州の花火」、「コミックマーケット86」、「Sweet Love Shower」などで導入される予定だ。9月以降についても大規模イベントにおいて、CA対応の車載型基地局が導入される。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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