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【取材レポート】2in1の新しい体験「Experience Intel. Look Inside」(インテルのイベント)

「Experience Intel. Look Inside」は最新のインテル搭載デバイスを体験できるグローバル・ツアーだ。Tokyoにおいては、6月21日~23日の間、開催されたのだが、それに先立ってプレスイベントが20日に行われた。場所は東京駅から近い丸の内「KITTE」1Fのアトリウムだ。この取材レポートを今回はお届けしたい。

Experience Intel. Look Insideのイベント案内のディスプレイ


■インテル製チップ搭載パソコンの最先端の機能を駆使したマグネットデモ

まずはインタル日本法人の代表取締役社長である吉田和正氏が開会の挨拶をした後、スペシャルゲストとともに「マグネットデモ」と呼ばれる最先端の環境を楽しめるデモが披露された。

インテルの吉田社長
マグネットデモは、最新のUltrabookを最大限に体感するために開発された3つのアトラクションのこと。デモは「ファスター、ファスター」、「グライダーズ」、「テラ」の3つだが、「ファスター、ファスター」はビジュアルデモなので、参加者はただ見るだけという感じで、実際に遊べるものは後者の2つになる。

「グライダーズ」はUltrabook上で自分で飛行機をデザインし、宇宙空間(?)を飛行するというものだ。この飛行機デザインの際にはPCはタブレットモードにし、タッチ操作で手軽に作成できる。飛行は加速度センサーによって、端末を傾けて行う。「テラ」は、同じくタッチ操作で地形を作成して芝刈り機を走らせるというものだ。

ちなみにスペシャルゲストとしてやってきたのはm-floのVERBAL(バーバル)さん、Popteenモデルの椎名ひかりさん、同じくPopteenモデルの松本愛さんだ。

左:バーバルさん、右:椎名ひかりさん(右)と松本愛さん(左)


「グライダーズ」を体験しているところ。タッチ操作でグライダーの形と色を設定して飛ばすことができる。


地形をタッチ操作で作成し、芝刈り機を走らせるゲーム「テラ」


■タッチ対応パソコンが勢揃い

会場には一部を除きタッチ操作に対応したWindows 8搭載パソコンが並べられ、「テラ」を試すことができたが、「グライダーズ」は大型ディスプレイ付近の数台でしかプレイできなかった。

ズラッと並んだWindows 8搭載PC。写真右はソニーのVAIO。


■インテル製チップセット搭載2in1パソコンの普及は?

これは要するにWindows 8搭載パソコンにおけるタッチ操作の可能性を示そうというイベントだったのだと思う。新しいチップセットの「Haswell」プラットフォームをベースとしたPCは省電力で、従来のものより長時間駆動でき、タブレット用途にも耐えるということらしいが、今後の普及の重要なキーはその価格になるかも知れない。

たとえば、AppleのMacbook Air 13インチ(128SSDモデル)が10万8800円程度で買えて、iPad mini(16GBモデル)が3万2800円で買えるときに、2in1のWindows 8 PCを15~20万円で買うのか? ということだ。今後、価格は2in1パソコンの将来における重要なファクターとなることだろう。

(記事:一条真人

【情報元、参考リンク】
インテル

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