Androidニュース&アプリ情報メディア

ソニー、磁性流体サスペンション構造を採用したBluetoothスピーカー「SRS-BTX500」等Xシリーズを2月21日に発売へ

ソニーは18日、中高域の再現において高い能力を発揮し、その上、本体の薄型化にも貢献する磁性流体(Magnetic Fluid)サスペンション構造を採用したスピーカーユニットを搭載するBluetoothスピーカー「SRS-BTX500」など「Xシリーズ」の機種を2モデル発売すると発表した。Xシリーズはワイヤレススピーカー市場におけるハイエンドモデルの位置付けで投入されるラインナップで、SRS-BTX500とSRS-BTX300が用意される。

左:SRS-BTX500、右:SRS-BTX300

両機種ともオープン価格設定だが、市場推定価格はSRS-BTX500が30,000円前後、SRS-BTX300が20,000円前後となる。カラーはSRS-BTX500がブラックのみ、SRS-BTX300がブラックとホワイトの2色展開だ。

両機種ともBluetoothに対応し、スマートフォンなどの端末とワイヤレスで接続することができる。さらに、内蔵バッテリーを搭載するので、家庭用コンセントの無い場所での使用も可能だ。その場合は、SRS-BTX500が連続6時間、SRS-BTX300が連続8時間程度利用できる。もちろん、ACアダプターを使って使用することも可能だ。

本体サイズはSRS-BTX500が約385×152×65mm(背面スタンドを閉じた状態)で、SRS-BTX300が約341×115×58.5mm(サイドスタンドを閉じた状態)と、後者の方が小型だ。重さは前者が約2kgで、後者が約1.6kg。コンパクトさではSRS-BTX300が勝るが、より高音質のサウンドを実現しているのはSRS-BTX500だ。

SRS-BTX500には左右に2つのサテライトスピーカーの2.1スピーカーとパッシブラジエーターを2つ、中央にサブウーファーを備える。SRS-BTX300は2つのフルレンジスピーカーと大型のパッシブラジエーターを搭載する。アンプ出力は前者が最大40Wで後者が20Wとなっている。

左:SRS-BTX500、右:SRS-BTX300

さらに、SRS-BTX500には、ソニーの独自開発技術である磁性流体を使ったサスペンション構造が採用されている。入力信号にあわせて上下振動する振動板を正しく駆動するためのダンパーを独自構造に置き換えることで、従来のスピーカーと比べ、軽量化を実現するとともに、高感度化も達成している。ボイスコイルから振動板へ伝えられる駆動力の機械的損失や反共振による歪みが低減され、スピーカーユニットとしての反応速度が向上したという。

結果、明瞭感のある高域、ボーカルの息づかいなど、特に中高域における再現力が高まっている。

左から順に磁性流体採用スピーカーユニット、
従来のスピーカーユニット、ダンパー

また、両モデルとも音声信号をデジタル処理する「S-Master」を搭載している。

さらに最近のソニー製スピーカーに搭載が進んでいるNFCにも対応している。NFCに対応したスマートフォンとの組み合わせに関しては、面倒なBluetoothの接続設定が不要となり、スマートフォンをNFCのマーク部分にかざすだけでスピーカーとのワイヤレス接続が完了する。





【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件