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Google、10インチで2560×1600ドット、300ppiの高精細ディスプレイを持つタブレット「Nexus 10」を発表。9000mAhバッテリーも魅力

米Googleは30日、約10インチ(10.055インチ)で2,560×1,600ピクセル解像度(300ppi)の高精細ディスプレイを搭載したAndroid(アンドロイド)タブレット「Nexus 10」(サムスン電子製)を発表した。

Nexus 10。超高精細ディスプレイを搭載する。

Nexus 10には同日発表された最新のOS「Android 4.2」(開発コード「Jelly Bean」)(Android 4.2の紹介記事はこちら)が搭載され、Google Playでは11月13日に発売となる。価格は、内蔵ストレージ容量によって異なり、16GBモデルでは399ドル、32GBモデルでは499ドルとなる。

また、日本での販売価格は16GBモデルが36,800円、32GBモデルが44,800円だ。

米Apple製タブレット「iPad」が採用する「Retina Display」は約9.7インチで2,048×1,536ピクセルで、264ppi。Nexus 10は300ppiのため、ピクセル密度が高く、精細さでは上になる。

この高精細ディスプレイが最大の魅力であり特徴だが、バッテリー容量が9,000mAhと大きい点も注目すべき部分だろう。それでいて、本体サイズは約263.9×177.6×8.9mmであり、薄い。重さは約603gだ。

また、ディスプレイ表面には米Corning社の化学強化ガラス「Gorilla Glass 2」を採用し、強化を図っている。



プロセッサはCortex-A15ベースのサムスン電子製Exynos 5250で、デュアルコア1.7GHz。内蔵メモリは2GBで、ストレージ容量は前述したように16GBもしくは32GBだ。カメラは2基構成で、背面のメインカメラの有効画素数は約500万画素、前面のサブカメラは約190万画素。

ネットワークは3Gなどの携帯電話回線には非対応で、Wi-Fi(無線LAN)のみとなる。とはいえ、Wi-FiではMIMOとHT40モードに対応する。対応方式はIEEE802.11b/g/nだ。

Nexus 10はAndroid 4.2を搭載するため、マルチユーザー機能に対応し、複数人で安心して使うことができる。各ユーザーの環境、データは個別に保存されるため、自分のデータを他人に使われる、見られる心配がなく、安心して使うことが可能だ。

Nexus 10は、この“みんなで安心して使える”という点や、超高精細ディスプレイを搭載している点などが最大の特長といえるだろう。

マルチユーザーに対応する。複数人で快適に利用できる。

下に掲載したのは本体画像。




【情報元、参考リンク】
Nexus 10

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