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ソフトバンク、下り最大110Mbpsに対応したモバイルWi-Fiルーター「102HW」を10月19日発売へ

ULTRA WiFi 4G
SoftBank 102HW
ソフトバンクモバイルは10日、下り最大110Mbpsでのデータ通信が可能なモバイルWi-Fiルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 102HW」(ファーウェイ製。以下、102HW)を19日より全国で発売すると発表した。

102HWは、高速通信サービス「SoftBank 4G」に対応したモバイルWi-Fiルーターで、「SoftBank 4G」のサービスとしての現時点での理論的最大速度である110Mbpsに対応する初のルーターになる。

ソフトバンクモバイルは昨日、都内で今冬・来春に向けた新商品発表会を開催し、「SoftBank 4G」に対応した「4Gスマートフォン」を複数発表したが、それらの端末も下り最大速度は76Mbpsに留まっている。

そのため、最大限の速度を利用できる端末は今回が初だ。

同社は102HWの発売に伴い、「SoftBank 4G」向けの料金プラン「4Gデータし放題フラット」(月額5,985円)が月額4,410円に割引され、その額でずっと利用できるキャンペーン「新スマホセット割」の提供を19日より開始する。キャンペーンを利用すれば、より手頃な値段で102HWを利用できる。ただし、別途4Gデータ通信基本料が525円/月かかるので、その点には注意してほしい。

また、手頃とは言ったが、「セット割」の名から想像できるように、条件として1回線目にSoftBank スマートフォン、iPhone、iPadのいずれかに契約していることが必須となる。かつ、それらの端末で「パケットし放題フラット for 4G LTE/4G」「パケットし放題フラット」「パケットし放題 for スマートフォン」「パケットし放題MAX for スマートフォン」「(iPad専用)データ定額プラン」「(iPad専用)ベーシックデータ定額プラン」のいずれかに加入している必要がある。

そのため、データ通信回線を102HW一本に絞りたい、と考えた場合、キャンペーンの利用は考えものとなる。

さらに、2つ目の条件として、102HWは新スーパーボーナス用販売価格で購入する必要がある。

102HWのハードウェア仕様は、対応する通信方式はAXGPとW-CDMA、サービスとしては「SoftBank 4G」と「ULTRA SPEED」(3G)に対応する。さらに、公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」の利用も可能で、Wi-Fiスポットに入ると、自動的に回線をそちらに切り替えてくれる。

Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに準拠し、同時接続可能なWi-Fi機器の台数は10台だ。また、microSDカードスロットが装備され、そのスロットに挿したカード内データをWi-Fi接続した機器間で共有できる簡易的なNAS(ネットワーク接続型ストレージ)機能も利用できる。

バッテリー容量は3,000mAhで、本体サイズは約66×104.8×15.5mm、重さは約135gだ。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース

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