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オンキヨー、HDMI端子に挿すだけで普通のテレビが「スマートTV」に変身する、Android搭載「インターネット・スティック NT-A1」を発売

インターネット・スティック NT-A1と
赤外線リモコン
オンキヨーデジタルソリューションズは8日、手持ちの液晶テレビやモニターディスプレイに備えられたHDMI入力端子に挿しこむだけで、YouTubeなどのインターネットの動画再生や検索などが楽しめるようになる、インターネット・スティック「NT-A1」を8月下旬をめどに出荷開始すると発表した。

インターネット・スティック NT-A1にはAndroid 2.3が搭載され、プロセッサやメモリ、Wi-Fiなども備える。本体自身にディスプレイを持たないものの、立派なAndroid端末だ。

この端末をHDMI入力端子を備えるテレビやモニターディスプレイに挿しこむことで、そのテレビ、モニターディスプレイがAndroidをベースとした「スマートTV」に早変わりする。製品には赤外線リモコンが同梱され、それを使って各種操作を行うことができる。

また、USB2.0端子も装備しているので、市販のUSBハブを介すなどしてキーボード、マウスを接続して利用することもできる。本体には記録媒体として4GBのストレージも搭載され、外部メモリとしてmicroSDカードスロットも備える。microSDカードを媒体に、デジタルカメラで撮影した動画や写真をインターネット・スティック NT-A1に入れて楽しむこともできる。

注文はオンキヨーダイレクトで8日より開始されており、8月下旬より順次出荷される予定。

販売価格は9,980円だ。

基本的なハードウェア仕様は、プロセッサがARM Cortex-A9(1.0GHz) Support 3D graphic、メモリが512MB、ストレージ容量が4GB、HDMI出力は720p、1080pに対応、microSDカードスロットは最大32GBまでサポート、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、本体サイズは約90.5×34×15.5mm、重さは約46gとなっている。

一点注意事項があり、Android端末とはいえGoogle Playストアは利用できない。そのため、アプリをGoogle Playストアから自由に追加し、拡張するということはできない。とはいえ、音楽視聴のSound Player、動画閲覧のVideo Player、写真管理のPhoto Player、時計、タスク管理、ファイル共有、ファイル管理、Google検索などのアプリはプリインストールされている。

なお、専用オプションとしてキーボードを搭載した赤外線リモコン「KR-A1」も用意されている。KR-A1の価格は7,980円で、9月中旬に出荷開始予定。

【情報元、参考リンク】
オンキヨーダイレクト/インターネット・スティック NT-A1製品ページ

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