ドコモ、中国Baiduと共同設立した合弁会社 百度移信への出資が完了。今夏、百度移信のプラットフォームからDeNAのコンテンツも提供へ

NTTドコモは13日、中国のインターネット検索最大手であるBaidu, Inc.（以下、Baidu）と共同で設立した合弁会社「百度移信網絡技術（北京）有限公司」（以下、百度移信）への、持分比率20％にあたる2,250万米ドル（約17.8億円）の出資が同日完了したと発表した。

百度移信のスマートフォン版サービスのイメージ。百度TOPページ内のリンクからアクセス可能

NTTドコモとBaiduは、昨年1月31日に中国において携帯電話向け付加価値サービスやデジタルコンテンツを協業して提供することに合意していた。合弁会社、百度移信を通じ、この事業を拡大していく。

百度移信では、スマートフォンを含む携帯電話向けの有料コンテンツを配信するプラットフォームを運営しているが、今後はNTTドコモが日本で培った付加価値サービスのノウハウと、Baiduの中国におけるブランド力、ユーザー基盤を活かし、サービスやコンテンツを拡充していく方針。

さらに、今年8月からは百度移信のプラットフォームにおいて、新たに日本のコンテンツの提供開始を予定している。第一弾となる提供コンテンツはソーシャルネットワーキングサービス「Mobage」を運営するディー・エヌ・エーから、同社の中国法人を通じてリリースされる予定だ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース