Androidニュース&アプリ情報メディア

総務省、ドコモ、KDDI/沖縄セルラー、イー・アクセスにプラチナバンド700MHz帯の免許を交付

各社の計画
総務省は28日、3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設に関する計画について、700MHz帯の周波数使用の申請を行っていた3社、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー、イー・アクセスに対して免許を交付した。

障害物などがあっても電波が届きやすく、利用者にとって利便性が高い“プラチナバンド”と呼ばれる周波数帯の割当が完了した。

今回、3枠が用意された700MHz帯の周波数はNTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー、イー・アクセスが受けることになった。ソフトバンクモバイルは先に900MHz帯の周波数割当を受けたため、今回の700MHz帯への申請は行っていない。

3社の基地局開設計画は27日に総務省から発表されたように、電波監理審議会の答申を受けて、認定されていた。今回の各社の申請は審査から認定、免許交付までスムースに進んだ。

特に今回の700MHz帯の周波数獲得はプラチナバンドを持たないイー・アクセスにとっては非常に重要なことで、同社はこれを使って今後の事業を拡充していく予定だ。各社の700MHz帯の周波数を使った特定基地局の開設は、2014年もしくは2015年以降の予定のため、サービス提供開始はさらに先となる。

NTTドコモはとKDDI/沖縄セルラーは2015年1月、イー・アクセスは2015年12月の予定だ。

スマートフォンの普及拡大を受け、各社の通信網においてトラフィックが急増しており、周波数の追加獲得は大きな対策の一つとなる。

【情報元、参考リンク】
総務省/電波監理審議会(第981回)会議資料(PDF)

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件