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総務省、プラチナバンド700MHz帯の周波数割当申請3社の計画を適当と答申。月内にも免許交付へ

審査結果
総務省は27日、3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定について、電波監理審議会に諮問した結果、原案を適当とする答申を受けたと発表した。

本件では、773MHzから803MHz以下の周波数を利用する特定基地局の開設を目指す3社、NTTドコモ、KDDI/沖縄セルラー、イー・アクセスからの申請を受けていた。今回の答申を受け、3社とも開設計画が認定されたことになり、月内にも正式に免許が交付される見込み。

イー・アクセスは793MHz〜803MHz、NTTドコモは783MHz〜793MHz、KDDI/沖縄セルラーは773MHz〜783MHzの周波数の認定を受ける。

この帯域の周波数は“プラチナバンド”と称され、繋がりやすい周波数として価値が高いとされている。障害物などがあっても迂回して電波が届きやすいなど、通信環境を大きく改善する効果があり、3社の中では特にイー・アクセスが獲得に力を入れていた。

また、同じくプラチナバンドである900MHz帯の周波数割当は先日ソフトバンクモバイルが受け、7月からサービスの提供を開始する予定だ。

イー・アクセスは電波監理審議会の答申を受け、次のコメントをリリースしている。

「700MHz 帯は“プラチナバンド”と呼ばれ、当社が現在使用している 1.7GHz 帯と比較し、
より効率的に幅広いエリアをカバーできる特性を持っています。当社にとって初のプラチ
ナバンドの割当となりますので、当該 700MHz 帯を有効活用し LTE の更なる普及に努めて
いく所存です」

【情報元、参考リンク】
総務省/報道資料
イー・アクセス/プレスリリース(PDF)

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