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ドコモ、ケータイを介して異なる言語間での会話を可能とする通訳電話サービスの第2回目の試験提供を6月1日より開始へ。モニターを約1万人に拡大

NTTドコモは14日、携帯電話を介して異なる言語での会話を可能とするサービス「通訳電話サービス」の第2回目の試験提供を6月1日より開始すると発表した。試験提供は9月30日に終了予定。

利用開始手順

同社は通訳電話サービスの第1回目の試験提供を昨年11月から今年の3月末までの間に実施し、好評を博した。利用した約1,000人のユーザーに今後の利用意向を訊ねた結果、約7割のユーザーが再び利用したいとの回答をしたということだ。そこで同社は第2回目の試験提供を実施することを決めた。

今回はモニターの規模を第1回目の10倍である約1万人に拡大する。

また、第1回目の試験提供では対応言語は英語、中国語、韓国語の3カ国語だったが、第2回目の提供では対面利用において対応言語が7カ国語追加される。

追加の7カ国語の内訳はドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、タイ語、インドネシア語で、これらの言語に対応させるためには多言語対応アプリを追加でダウンロードする必要がある。また、前述したように追加7カ国語は対面利用において対応する。

遠隔利用については英語、中国語、韓国語の3カ国語と日本語間の通訳になる。

このサービスはNTTドコモのネットワーククラウドを活用するサービスで、音声認識と翻訳、音声合成などの処理をネットワーククラウド側で行う。すなわち、クライアント側のスマートフォンに処理能力上、必要以上に高いスペックは要求されない。

なお、今回の第2回目の試験提供では、第1回目において参加者から上がった要望を2つ取り入れている。1つ目は翻訳された内容を聞き取れなかった場合に再度翻訳結果を読み上げる機能、2つ目はサービスを利用開始するまでの時間を短縮する改善。

サービスを利用できる対象機種はAndroid 2.2以降を搭載したスマートフォンおよびタブレット。申込はスマートフォンおよびタブレットから「通訳電話サービス紹介サイト」にアクセスして行う。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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