20日に発売される無線ネットワークカメラシステムにはWiMAXの通信システムが搭載される。従来でも、固定インターネット回線の敷設工事ができない場所でのセキュリティニーズに対しては無線ネットワークシステムが活用されていたというが、カメラ用と通信システム用の2つのハウジングが必要になるなど、設置スペースの確保が課題だったという。
しかし、WiMAX対応カメラシステムの場合、ひとつのハウジング内にネットワークカメラと無線ルーターユニット、無線通信端末、電源が収納され、従来よりも省スペースかつ設置が手軽にできる利点がある。設置スペースの確保と、AC100V電源への接続さえできれば設置ができる。
さらに、近くに電源が取れない場合を考慮し、ソーラー電源とバッテリーのオプションの発売も検討されている。
監視カメラシステムとしての機能では、人感センサーが動きを検知し、メールで画像を送信する機能、任意の撮影タイミングの設定などが可能となっている。カメラの有効画素数は約130万画素。
なお、監視カメラシステムなので、主な用途は各種店舗、銀行などの金融機関、駐車場、マンション、オフィス等のセキュリティ向けとなる。価格はオープンで、リズム時計工業は年間販売計画を1,000台としている。
【情報元、参考リンク】
リズム時計工業/プレスリリース
UQコミュニケーションズ/法人向け組み込み事例
