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ドコモ、Xi対応モバイルWi-Fiルーター「BF-01D」を3月23日に発売。BF-01Bの後継機がLTE対応でついに登場へ

NTTドコモは16日、バッファロー製のモバイルWi-Fiルーター「BF-01D」を23日に発売すると発表した。事前予約は16日から発売日前日まで全国のドコモショップで受け付けられる。


BF-01Dは、NTTドコモ向けモバイルWi-Fiルーター「BF-01B」の後継機種。BF-01Bは人気ルーターとして多くのユーザーを獲得した商品だけに、高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」(LTE方式の通信サービス)に対応した後継機種の登場が待ち望まれていた。

ところが、当初、昨年の夏モデルとして発表された後継機「BF-01C」は発売延期を重ねた後に開発中止となり、BF-01Cをベースに、FOMAハイスピードの最大受信感度向上や筐体デザイン等の一部仕様変更が施された「BF-01D」が新たに登場することになった。BF-01Cから仕様と型番変更が行われたモデルがBF-01Dだ。

BF-01Dは、Xiのほか、FOMA(ハイスピード対応)、Wi-Fi(無線LAN)、有線LANの4種のネットワークに対応する。NTTドコモの公衆無線LANサービスも利用可能で、各回線は自動切替されるので、ユーザーの手を煩わせることもない。

Xiエリアでは下り最大75Mbps、上り最大25Mbps(一部エリア。他のエリアでは下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps)の高速通信が可能だ。さらに、FOMAハイスピード対応エリアでも下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの通信ができる。

しばらくの間、完全にXi非対応エリアでしか使用することのない方にとってはBF-01Dへの機種変更や新規購入は時期尚早だが、Xi対応エリアで使うこともある方、もしくは日頃使うエリアのXi対応が近いうちに行われる予定のユーザーならばBF-01Dへの移行は十分現実的だ。

Xi対応エリアは下記リンク先のページからチェックできる。
http://www.nttdocomo.co.jp/support/area/xi/index.html

BF-01Dに同時接続できるWi-Fi機器の台数は12台。同時接続台数が多い点も魅力の一つ。ネットワーク側のWi-Fi規格はIEEE802.11a/b/g/n、端末側はIEEE802.11b/g/nとなっている。

また、有線LANは、同梱されるクレードルを使うことで利用できる。

さらに、マルチSSIDに対応している。2種類の異なるSSID/セキュリティ設定が可能なので、セキュリティレベルの異なるWi-Fi機器を接続する際に便利だ。

そして、BF-01Dには16GBの内蔵ストレージも搭載されている。このストレージは簡易的なNAS(ネットワーク対応ハードディスク)のような使い方や、メディアサーバーとして利用できる。BF-01Dに接続しているWi-Fi機器間で手軽にデータ共有できるほか、動画や画像はDLNAに対応したテレビなどで視聴することもできる。

連続通信時間はFOMAの場合で約5.5時間、Xiの場合で約4時間、連続待受時間は約30時間となっている。

端末のサイズは約68×108×23mm、重さは約193g。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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