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ドコモ、「ドコモwebメール」サービスを8月27日11時で終了へ。メールデータの保存方法等は6月上旬に案内

「ドコモwebメール」利用イメージ
NTTドコモは5日、「ドコモwebメール」サービスを終了すると発表した。スマートフォンを含めたインターネット市場の変化に伴い、経営資源を集中すべく、8月27日午前11時をもってサービスを終了させることになったということだ。同サービスは2010年4月14日から提供されてきたが、2年4か月程度の期間で終わることになった。

また、サービス終了へ向け、同社は3月13日午前11時をもって同サービスの新規申し込みの受付も終える。

ユーザーがこれまでに送受信したメールのデータ保存方法等については6月上旬に「ドコモwebメールからのお知らせ」で案内される予定。

「ドコモwebメール」は、iモードケータイ、パソコンなどから利用することのできるウェブメール・サービスで、パソコンを使っての管理が便利とされていた。しかし、携帯電話市場はフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が急速に進んでおり、かつAndroidスマートフォンでは基本的に米Googleのアカウントを取得・利用するため、同社のメールサービスGmailを使うようになる方が増える。実際にはGmailのアカウントを取得しても、利用しないユーザーもいるかとは思うが、機能面ではGmailの方が「ドコモwebメール」より上で、使いやすい。

それだけに今の市場環境では存在意義が乏しくなっていたのは確かだ。

とはいえ、2010年4月当時は今ほどスマートフォンが普及していなかったこともあり、ある程度の注目を集めたサービスだ。既存ユーザーはメールデータの保存方法等に関する案内を待ち、サービス終了に備えたい。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
NTTドコモ/ドコモwebメールサービスページ

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