UQ、送信出力を向上し、繋がりやすいモバイルWiMAXルーター「Aterm WM3600R」を発表。連続通信時間の長さも魅力

GAPSIS編集部 2012年1月24日

UQコミュニケーションズは24日、同社が提供する高速データ通信サービス「WiMAX（ワイマックス）」に対応するモバイルWi-Fiルーターの新商品「Aterm（エーターム） WM3600R」（NECアクセステクニカ製）と、ホームルーター「Aterm WM3450RN」を発表した。前者はモバイルWi-Fiルーターとして持ち運んで使えるタイプで、後者は家庭などの据え置き用だ。

本記事ではWM3600Rについて紹介したい。

WM3600Rの大きな特長はWiMAXの送信出力が向上された点。これにより、従来のWiMAX対応モバイルWi-Fiルーターと比較して、より一層繋がりやすく、途切れにくい、かつ上り速度が速い、という恩恵を得られる。その上で、WM3600Rは、連続で最大10時間の通信が可能というスタミナも魅力だ。待機時間は最大約170時間で、連続待受時間は最大約25時間。

また、WiMAXのエリア外であっても、そこが公衆無線LANの利用可能エリアであれば自動的に切り替えて回線を繋いでくれる。対応する公衆無線LANサービスは「UQ Wi-Fi」「Wi2 300」「BBモバイルポイント」「ホットスポット」。

さらに、オプションの専用クレードルにセットすれば充電しながらの利用が可能となり、家庭用のホームルーターとして使うことも可能だ。クレードルには有線LANポートも用意され、LANケーブルも同梱される。出張や旅行時などにも便利に使えそうだ。

端末のサイズは約95×70×12.8mmで、重さは約110g。カラーラインナップはピンク、シルバー、ブラックの3色が用意される。