Androidニュース&アプリ情報メディア

トレンドマイクロ、Android向けウイルスバスター モバイルの正式版を販売開始

トレンドマイクロは25日、Android(アンドロイド)搭載スマートフォンやタブレット端末向けの総合セキュリティソフト「ウイルスバスター モバイル for Android」の正式版を25日17時より同社オンラインショップにて販売開始すると発表した。また、9月2日より店頭での販売も始まる。


価格はオープンだが、実売価格は2,980円。このパッケージで1つの端末に対して1年間利用することができる。また、PC向けの「ウイルスバスター2012 クラウド1年版」とのセット品も用意され、こちらは7,980円で販売される。

トレンドマイクロは5月11日よりAndroid向けウイルスバスター モバイルの無料β版の提供を行っているが、このβ版の利用期間は9月30日までとなっている。β版はAndroid Market上のこちらのページからダウンロードできる。

β版のダウンロード数は20万を超える人気を博したが、同社はより多くのユーザー獲得を目指す。今後一年間で300万ユーザーの獲得を目標としている。

なお、正式版のリリースにあたり、同社は2012年5月までにユーザー登録される方を対象に、Android端末の一般的な操作方法をメールや電話で相談できるサポートサービスを1年間無料で提供するキャンペーンも行う。

ウイルスバスター モバイル for Androidの主な機能をカテゴリ別に分けると次の通り。
  • 1. 盗難・紛失時の対策
  • 2. 不正アプリ対策
  • 3. Web脅威対策
  • 4. 迷惑着信/SMS対策
1の盗難・紛失時の対策では、端末の位置情報をGPS機能を利用して探し出したり、端末を使えないように遠隔操作でロックしたり、データを消去することができる。2の不正アプリ対策では、悪意のあるアプリなどがインストールされた場合に自動的に検知して削除を促すリアルタイム検索機能のほか、PDFファイルなど、アプリ以外のファイルにおいても不正な動作をする可能性のあるものを探し出す。

3のWeb脅威対策ではフィッシング詐欺サイトや不正アプリのダウンロードが行われるサイトへのアクセスをブロックする。アダルトサイトやドラッグなどの有害コンテンツを含むサイトへのアクセスを防ぐペアレンタルコントロール機能も搭載している。

最後の迷惑着信/SMS対策については、迷惑電話の着信やSMSをブロックする機能。ブロックする方式はホワイトリスト方式とブラックリスト方式から選択できるので、ブロックしたい数が多い方にとっても設定はしやすい。

 セキュリティアプリは各社から続々とリリースされているが、いずれのアプリでも基本的な機能は一通りおさえられているので、β版や無料版で試用してから選択する方が無難だろう。ウイルスバスター モバイルも十分な機能が揃っている。

【情報元、参考リンク】
トレンドマイクロ/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件