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高齢者の安否を遠隔で確認できるアプリ「みまもりホン」登場。センサーで端末の動きを監視し、異常があれば家族にアラートを通知

スマートフォンのセンサーを利用したアイデアアプリがリリースされた。インタープロは10日、高齢者の方の安否を遠隔で確認することのできるAndroid向けアプリ「みまもりホン」をリリースした。まず、このアプリは監視対象となる方のAndroidスマートフォンにインストールしてもらう。インストールや設定は家族の方が行ってもいいだろう。アプリは端末に内蔵された加速度センサーの機能を活かし、端末の動きを監視する。例えば、スマートフォンを手で持つなどの動きをセンサーで感知し、アプリが監視する。


端末の「動き」がなくなった時には、対象者に何らかの問題が発生した可能性があり、家族などにアラートメールを送信する。もちろん、「動き」がなくなったと判断する時間はユーザーが設定できる。また、実際には問題がなくとも、端末を長時間触らない場合もある。そのため、アラートメールを送信する前に、まずはアラーム音をスマートフォンから発生させ、端末の持ち主に「動き」がないことを知らせるようになっている。このアラーム音に気付いて端末を触れば、アラートメールが送信されることはない。

アラートメール送信までの時間は分単位での設定が可能で、夜間の就寝時間帯やスマートフォンを持ち歩くことのない休日などは、キャンセルしておくこともできる。

高齢者の方をはじめ、病気や怪我などを抱えている方の安否を遠隔地から確認するには助かるアプリになりそうだ。

さらに、監視・アラート機能以外にも、スマートフォンから簡単に電話を掛けられる機能が搭載されている。機械に疎い方や苦手な方にとってはスマートフォンの利用には壁があり、電話の操作に戸惑う可能性もある。「みまもりホン」には、簡単に電話を発信できる「ワンタッチ電話」機能が搭載されており、登録した番号にワンタッチで電話を掛けられる。

なお、アプリはAndroid Marketのこちらのページからダウンロードできる。ただし、現在配信されているバージョンはベータ(β)版で、メール機能は利用できない。正式版は6月にリリースされる予定。動作要件はAndroid 2.2以降。

【情報元、参考リンク】
Android Market/みまもりホン
みまもりホンのウェブチラシ(PDF)
インタープロ/プレスリリース

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