QLife、調剤薬局を探せるサービス「調剤薬局検索＜緊急・暫定版＞」を提供開始。開局（営業）状況も確認可能へ

病院検索情報サイト「QLife」を運営するQLife（キューライフ）は15日、東北地方太平洋沖地震の影響で、薬局探し、薬の入手に困っている被災者をサポートするために、急遽「調剤薬局検索＜緊急・暫定版＞」の提供を開始したことを発表した。このサービスは厚生労働省地方厚生（支）局が公開している全国の調剤薬局開業届出データを元に、約54,000施設を収集してデータベース化したもの。フィーチャーフォンはもちろん、スマートフォンからも利用可能。

同社はこのサービス提供にあたり、次のように述べている。

「『東北地方太平洋沖地震の影響で、常用している薬局が閉まっている場合や、避難先で薬局を探す時に、場所が分からずに困っているケースが多い』との声に対応した。抗がん剤、向精神薬、リウマチ治療薬、ステロイドなどを服用している患者では、急な中断が危険な場合もある。また、大きな倒壊を免れた地域であっても、ライフライン途絶や流通不全で、開局（営業）できない薬局も少なくない」

検索は住所、薬局名などで行うことが可能で、各薬局のページには地図も表示される。

さらに、開局（営業状況）情報を確認できるコメント機能の導入も準備されており、近いうちにリリースされる見込み。

アクセスは下のリンク先から可能。
http://www.qlife.jp/meds/pharmacy/

【情報元、参考リンク】
QLife/プレスリリース（PDF）