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【中国Android雑記】 第4回 中国通信キャリアのAndroidへの取り組み - 中国電信編

みなさん、こんにちは。上海Androidの会の中尾です。

前回中国移動(チャイナ・モバイル)のAndroidへの取り組みを紹介させていただきましたが、今回は中国電信(チャイナ・テレコム)のAndroidへの取り組みを紹介したいと思います。

中国電信は正直なところ2010年前半までは登録ユーザー数においてもAndroidをはじめとしたスマートフォンの取り組みに関しても、中国移動や中国聯通(チャイナ・ユニコム)に大きく遅れを取っていましたが、2010年秋頃からスマートフォン戦略を強化し、その中心にAndroidを据え始めました。

現在、中国電信の特徴的なAndroidへの取り組みは1,000元以下の携帯、ローエンド市場にターゲットを絞ったものです。


現在はAndroid 2.1を搭載したZTE社のN600、Huawei社のC8500がそれぞれ899元で発売されています。両モデルは非常に人気があり、2010年10月、11月の2ヶ月で60万台も販売されたという報告もありました。

先日、同シリーズに追加モデルも発表され海信(Hisense)社のE89が今後加わる予定です。

中国電信のAndroid戦略は何もローエンドモデルだけではなく、サムスンGalaxy S(i909)やモトローラXT800Droid X(ME811)酷派(Coolpad)N930などのハイエンド端末も取り揃えられています。

左写真:中国広東省深センにある中国電信の直営店。XT800をモデルにした電子案内板。
右写真:前評判の高いDroid X(ME811)は4,880元で1月21日から発売予定。

深センの空港には酷派(Coolpad)N930の大きな看板も配置されている。

また、中国電信は端末だけでなく「天翼空間」というアプリマーケットも展開しており、Android向けのアプリなども提供しています。

中国電信の「天翼空間」。Android端末向けクライアントなども当然用意されている。

冒頭でお話したとおり、2010年前半まではその他2社に比べ遅れを取っていた感がある中国電信ですが、中国聯通のWCDMAほどではないにせよ、3Gの通信方式CDMA2000は海外端末を展開しやすい、というのもありますし、SIMが2枚入るデュアルSIM(※省を跨いでの出張が多いユーザーに便利)という武器もありますし、2011年は両社との差を更に縮めていける可能性を秘めていると思います。


記事執筆者プロフィール
Anhui OSS 董事長兼総経理 中尾 貴光
Twitter:@osschina

Linux/OSS業界に浸かり始めて早10年超。現在は中国安徽省馬鞍山市にてLinux、Android(Ophone)を中心としたOSSの教育、コンサル、開発などを行う会社を設立し、家族ともに同地滞在中。中国のAndroid/OPhone情報を綴ったブログも執筆中(リンク)。

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