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ソニー、電子書籍リーダーアプリ「Reader」をAndroid、iPhone向けに12月リリース

米ソニーは22日、Android及びiPhone向けに電子書籍リーダーアプリ「Reader」をリリースすると発表した。リリース時期は12月で、無料配信される予定。


Readerアプリはソニーが運営するeBook Store「Reader Store」で電子書籍コンテンツを購入・閲覧できるもの。ソニーは電子書籍リーダーソフトウェアとしてPC向け、Mac向けにReader Libraryをリリースしているが、これのスマートフォン版になる。

これらのソフトウェアとは別にソニーはE-Inkディスプレイを備える電子書籍リーダー端末も販売している。Readerシリーズだ。それも含めると、電子書籍コンテンツはPC、Mac、Reader本体、Android、iPhoneといった5タイプのデバイスで利用できるようになる。ただし、Reader Storeは現状日本からはコンテンツを購入できないので、実のところ多くの役目は期待できない。

とはいえ、現時点ではアプリがサポートするフォーマットは不明ながら、仮にPDF、ePub、BBeBなど多数のデータを扱えるのであれば、電子書籍ビューアとしては十分に利用できる。PC向けのReader Libraryは電子書籍リーダー端末Readerを所有していない方でも自由にダウンロードして使うことができる。このソフトウェアと同様にスマートフォン向けアプリも閲覧用途として使い勝手がいいのであれば、使い道がある。

また、昔からReaderを使って自炊ファイルを楽しんでいる方、すなわち自分で書籍を電子化してきた方の場合、PDFよりもBBeB(.lrf)にしている方が多くいると思う。BBeBをスマートフォン向けアプリでも利用できるとなれば、利便性は高まる。


また、Readerシリーズは日本への投入も検討されており、将来的にフルに利用できるようになる可能性もある。そうなったときにはReaderアプリも活躍できるだろう。

下は筆者が使っているSony Reader Touch Edition(PRS-650)。


【情報元、参考リンク】
Sony Reader for iPhone and Android

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