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ソフトバンク、HTC Desire(X06HT及びX06HTII)へのAndroid 2.2アップデートとMMS対応を10月上旬と発表

ソフトバンクモバイルは27日、Androidスマートフォン「HTC Desire X06HT」及び「HTC Desire X06HTII」へのAndroid 2.2アップデートを10月上旬以降から提供開始すると発表した。併せて両端末でのS!メール(MMS)対応も同時に提供されることがわかった。これまではMMS対応が9月中旬、Android 2.2アップデートが11月を目処とされていた。当初の予定からMMS対応は遅れ、OSアップデートは前倒しになる。

今回のアップデート提供によりHTC DesireはAdobe Flash Player 10.1へフル対応することになり、パソコンでのウェブ体験とほぼ同様のレベルでのブラウジングが可能になる。

また、Android 2.2へのアップデートでは例えば下記のような機能改善が図られる。
  • Adobe Flash Player 10.1へ対応
  • 720p HD動画撮影対応
  • アプリの自動アップデート・一括アップデート機能
  • アプリのmicroSDカードへの保存が可能に
  • アプリの実行速度向上
  • JavaScriptの実行速度向上

なお、MMS対応に関しては専用のアプリケーション「SoftBankメール」がAndroid Marketで配信される予定。価格は無料。このアプリを使うことで「@softbank.ne.jp」「@x.vodafone.ne.jp」のアドレスのメールを利用することができる。さらに絵文字を使うことも可能だ。加えて、SoftBankメールは提供開始後も随時バージョンアップが行われ、機能拡充が図られる予定になっている。

ソフトバンクはAndroid 2.2アップデート提供の中で改善される機能として快適なウェブブラウジング環境の実現を一つの目玉として挙げている。特にFlashへのフル対応は大きい。具体的に「ニコニコ動画」「Ustream」の名が挙げられ、それらの動画を楽しむ事が可能になる、と紹介されている。

現時点ではNTTドコモ、KDDIの秋・冬モデルのラインナップ詳細が不透明な為、場合によってはHTC Desireが国内のAndroidスマートフォンで初の2.2(Froyo)搭載端末になる可能性がある。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース
ソフトバンクモバイル/HTC Desire Android 2.2アップデート紹介ページ

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