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NTTドコモ、spモードを9月1日提供開始。Xperiaのバージョンアップは8月30日より。POBoxも機能拡張

NTTドコモは27日、スマートフォン向けISP「spモード」の提供を9月1日より開始すると発表した。また、これに併せてAndroidスマートフォン「Xperia」のバージョンアップも提供される。バージョンアップはパソコンに接続して行う方法が8月30日より、パケット通信による方法が31日より開始となる。なお、今回のバージョンアップにはOSのアップデートは含まれていない。バージョンは1.6のままだ。内容はspモードメールアプリ対応、spモードAPNの追加、POBox Touchをバージョン3.0へアップデートなどとなっている。なお、spモードのメールアプリ自体はバージョンアップデータには含まれていない。

まず、spモードについて簡単におさらいしたい。

spモードは、スマートフォン向けのISP。すなわちインターネット接続を可能にする基幹サービスになる。単に「@docomo.ne.jp」のメールアドレスを利用できる、というものではないので注意して欲しい。spモードではインターネット接続サービスに加え、iモードと同じメールアドレスを使ったメールサービスを利用できる。さらに、スマートフォンで購入する有料コンテンツの代金を毎月のケータイ料金と一緒に支払うことのできるコンテンツ決済サービスも提供される。ただし、ドコモマーケット上のコンテンツに限られる。また、オプションサービスとしてメールのウィルスチェック機能、spモードフィルタなども利用可能になる。

spモードの提供開始日時は9月1日午前9時から。対象スマートフォンユーザーの方は9月1日以降の都合の良い日にドコモショップでspモードに関して確認されることをオススメしたい。具体的な対象端末はXperia、LYNX、dynapocket T-01B、T-01A 、SC-01B。

次にXperiaのバージョンアップだが、先に述べたようにOSのアップデートは含まれていない。今回の内容は次の通りだ。


spモードメールアプリ対応

今回のバージョンアップではメールアプリへの対応が図られるが、アプリ自体は含まれない。

spモードAPNの追加

spモード契約で必要となるAPNを自動で反映させる。



POBox touch 3.0へバージョンアップ

QWERTYキーの数字入力モードで数字キーの面積を大きく表示。英語の予測候補入力後、自動的に入力されてしまうスペースを入力するかしないかを選択できるように変更。プラグイン辞書に対応。例えば「あいさつ定型文辞書」からかんたんに挨拶文を引用可能に。







バックアップアプリの追加

「バックアップと復元」アプリが追加され、microSDカードに「設定」の状態やブラウザのブックマーク、発着信通話履歴などをバックアップすることが可能になる(復元も可能)。



Mediascapeアルバムアート削除機能

誤ったアルバムアートが付与されてしまった場合の対処として、手動で削除できる機能が追加。



詳細は下記参考リンク先を確認して欲しい。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/spモード提供開始に関するプレスリリース
NTTドコモ/Xperiaアップデート概要
NTTドコモ/Xperiaアップデート内容詳細

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. "単に「@docomo.ene.jp」のメールアドレスを利用できる、というものではないので注意して欲しい。"この部分は注意というより早合点しないで欲しいという様な意味かな?? あと、s/ene/ne/して欲しいな。

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