NTTドコモがこの冬に7機種前後のスマートフォンを新たに投入する計画を持っていることが明らかになった。当初の予定は5機種だったものの、さらに2機種程度追加されるようだ。6日に同社社長、山田隆持氏へのインタビューを行った産経新聞の報道から明らかになった。インタビューの中で山田氏は「(スマートフォン)市場は全体的に拡大していくだろう。ドコモとしてはシェア5割に近づけたい。スマートフォンは冬モデルでこれまで5機種の投入を予定していたが、7機種程度に増やしたい」と述べている。
また、山田氏は来年4月から販売する携帯電話端末は原則、SIMロック解除機能を搭載する方向で考えていることも明かしている。さらに、スマートフォン向けのコンテンツ・ポータルサイトとして4月からサービス提供が始まった「ドコモマーケット」を一般のFOMA端末向けにも展開する。サービス開始時期は11月。大手コンテンツプロバイダだけでなく、個人のクリエイターが制作したコンテンツも掲載されるようになり、コンテンツが充実する見込み。
その上、日本経済新聞が報じた記事によれば、ドコモは来春にソニー・エリクソン製Androidスマートフォン「Xperia」の次期モデルを投入する計画を持っているという。これは「Xperia X10 mini」「Xperia X10 mini pro」「Xperia X8」などの現行シリーズの派生製品とは異なるニューモデルとしてのようだ。製品名がどのように付けられるのかはわからないが、国内向けには単に「Xperia 2」になる可能性もあるかもしれない。
そして、直近では今回明かされた7機種前後のスマートフォンが気になるところ。おそらくAndroid搭載端末も複数あるだろう。「Xperia」の購入を見送ったドコモ・ユーザーもスマートフォン新製品のラインナップの発表には注目となるだろう。
【情報元、参考リンク】
SankeiBiz/次世代データ通信で設備投資前倒し、NTTドコモ社長の一問一答
ringo-sanco/NTTドコモ, 今年度中に新型「Xperia」などスマートフォン7機種投入へ
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