Androidニュース&アプリ情報メディア

ファンが提案するクールなデザインのAndroidスマートフォン「HTC 1」が話題に

ガジェット、特に携帯ゲーム機などはファンが作成した次期モデルの予想デザインなどが話題になるが、今回Androidスマートフォンに関する素晴らしいデザインがAndroid情報を扱う海外のブログメディアで取り上げられている。デザイナーのアンドリュー・キム氏が作り上げたコンセプトモデル「HTC 1」だ。

コンセプトは彼自身が考える現在のHTC端末のデザインの問題点の解消にある。キム氏はHTC端末がUIと外観デザインのハーモニーが取れていない、と指摘。また、低価格のエントリーモデルとプレミアモデルのデザインの差別化も十分ではないとしている。そこで様々な工業製品からインスピレーションを得て、自身が考えるデザインを提案した。それが「HTC 1」だ。彼はHTC Sense UIに代わるUIまでデザインしている。

とにかく説明は不要だろう。キム氏が自身のブログで公開したデザインを紹介したい。なお、なぜかメニューボタン、バックボタンが存在しないが、細かいことは気にせずにいきたい。






個人的にもHTC製端末はそろそろデザインに注力すべき時期に入っているように思う。キム氏の指摘するラインナップ間のデザインの差別化の不十分さ、そしてUIと外観デザインの不一致は多くのユーザーが感じていることではないだろうか? HTC Sense UIはデキのよいデザインだと思うが、端末デザインが少々野暮ったいと感じるのは私だけではないと思う。

「HTC Desire」「HTC Droid Incredible」「HTC EVO 4G」を立て続けにヒット商品にさせたHTCと提携通信事業者だが、そこに見た瞬間に欲しくなる魅力的なデザインが備わっていれば、競争力はより強固になっていたはずだ。必ずしも「HTC 1」のようなデザインが正解とは言い切れないが、少なくとももう少しデザインに気を配って欲しい、というのがユーザーの正直な気持ちと感じるが、どうだろうか? それとも今のデザインが一般的に受けているために売れたのだろうか? 国内でもHTCのファンは多いと思うだけにデザインについては気になるところだ。

なお、同氏のブログではラフスケッチなども公開されている。

【情報元、参考リンク】
アンドリュー・キム氏のブログ/HTC 1の記事
androinica/Independent HTC design concept showcases a smartphone I’d actually buy

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件