アールストリーム、IP電話機能搭載Android 2.1端末「Rstream A1」のスペックを発表

GAPSIS編集部 2010年6月22日

株式会社アールストリームは22日、今秋発売予定のIP電話機能を搭載したAndroidスマートフォン「Rstream A1」の詳細スペックを発表した。Rstream A1は同日提携が発表された台湾の携帯電話端末メーカー、マッチテルが企画・デザインを、設計・製造を世界的大手EMS（電子機器製造受託）のフォックスコンが担当する。アールストリームは第二弾Android端末として7インチのディスプレイを搭載したタブレット「アンドロイドパッド（仮）」の発表も併せて行ったが、両端末ともマッチテル、フォックスコンとの提携により開発・製造が行われる。

アールストリームは両社がデザイン・設計・製造した端末に対して、アプリケーション、端末及びネットワークを含めたサービス全般の提供を担当する。

Rstream A1は残念ながら一般消費者向けの製品ではなく、法人向け。具体的にはモバイル販促・EC支援サービスや訪日観光客支援サービスなど、様々なサービス向けに最適化された形で提供先企業に対して販売される予定だ。

端末はSIMロックフリーで提供され、通信サービスは日本通信のサービス網及びソフトウェア等が利用される。アールストリームは、Mobile Virtual Network Operator（MVNO）として音声サービス・データ通信の提供を行う。MVNOとは自前で無線通信設備を持たず、移動体通信事業者の提供する通信サービスを利用することで自社のサービスを展開する事業者のこと。

公表された主なスペックは次の通り。