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【書籍レビュー】「Androidベストアプリ」。200のおすすめアプリが紹介された雑誌

晋遊舎は11日、Androidのおすすめアプリを200個紹介した雑誌「Androidベストアプリ」(定価590円)を発売した。「MONOQLO 6月号増刊」として出版されたこの雑誌はタイトル通り、Android OS向けのおすすめアプリの紹介が主な内容になっている。それ以外の記事は基本的にない。純粋にアプリのカタログ雑誌と考えていいものだ。

これまでAndroidのおすすめアプリが紹介された雑誌、書籍は数が少なく、どれもそれをメインに扱ったものですらなかった。例えばXperiaのガイド本の中でアプリ紹介の記事にページが多少割かれている、という程度に留まる。他の雑誌に関してもあくまでも一つのコーナーとしていくつかのアプリが紹介されている程度だ。当然アプリ数も限られ、本当に絞られたものしか掲載されていなかった。

しかし、この雑誌は完全に「おすすめアプリ集」に特化されている。紹介されているアプリ数はピッタリ200個だ。表紙に「200 OVER」と書かれているため、もっとずっと多いのかと勘違いしそうになるが数えてみるとピタリと200だった。それでも十分多い。

実際問題としておすすめアプリの紹介に関しては多くのウェブサイトでも行われている為、ネットで確認するのも手だ。

しかし、紙媒体はじっくりと見られるし、こちらも便利。

値段も590円と比較的手ごろなので購入しやすい。

よくよく見ると、あれっと思うようなアプリが載っていたり、載っていて当然と思われるアプリがないこともある。しかし、有名なアプリは概ね取り上げられている。Androidアプリを探している方にとっては現時点では手元においておきたい雑誌の一つといっていいと思う。おすすめだ。これは「HT-03A」「Xperia」「HTC Desire」、今後発売されるAndroid端末のユーザー誰にとってもだ。

なお、一般アプリとゲームアプリの割合は163対37。一般アプリを探している方にとってはゲームアプリだらけだと嫌だという懸念があるかと思うが、163ならばまずまずの紹介数だ。一方、ゲームアプリを探している方にとっては少々少ないと感じるかもしれない。しかも、ゲームアプリに関しては選定している方によって好みの差がハッキリと出る。この雑誌の中にも「えっ?」と思うゲームも紹介されている。それでも現時点ではAndroid Marketには有力なゲームコンテンツが多く揃っているわけではないし、今のところはこの程度だろう。

この雑誌はかなりおすすめできるので、関心のある方は週末にでもチェックしてみてはいかがだろうか。紙面は次のような感じだ。1ページに2件~4件紹介されていて合計で96ページある。雑誌のはじめにはQRコードの使い方、有料アプリの購入方法も紹介されている。

 


なお、紹介されているアプリのカテゴリリストは次の通り。
  • 第一章:定番アプリ
  • 第二章:インターネット
  • 第三章:マルチメディア
  • 第四章:ユーティリティ
  • 第五章:仕事効率化
  • 第六章:カスタマイズ
  • 第七章:エンターテイメント・ライフスタイル
  • 第八章:ゲーム

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