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KDDI、「auお客さまサポート」で一部の顧客情報が変更可能な状態にあったことを明かす

KDDIは20日、同社がホームページで提供している「auお客さまサポート」のウェブ画面上において、au携帯電話回線の契約を譲り受けた顧客情報を、そのau携帯電話回線の契約を譲渡した者が照会できる不具合が発生していた事に加え、情報の変更までが可能な状態にあったことを確認したと発表した。すなわち、契約を譲渡した者が、譲り受けた者の情報を閲覧・変更することが可能だったという。

7日にこの問題が発表されたときには、情報の閲覧のみが可能な状態にあったとされていた。

ところが15日に顧客から情報変更が可能だったとの知らせを受け、KDDIが調査した結果それを確認したという。

具体的には対象となる2,837件中、184件の情報が変更されていたようだ。

照会することができた情報は、譲り受けた者の住所、氏名、生年月日、電話番号、契約日、料金支払方法、月間利用料金合計額、料金支払年月日など。5件については、クレジットカード番号や口座番号なども含まれていたという。また、変更できた情報はau携帯電話の料金プランや割引サービスの申し込み・変更など。

この問題の発生原因は2009年5月11日 (月) に実施された「auお客さまサポート」のシステム改修におけるプログラムミスで、発生時期は2009年5月11日から2010年4月6日の約11ヶ月間に及ぶ。現在はすでに対策がとられ、4月6日にシステムのプログラム修正が行われている。

情報元:KDDI/プレスリリース

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