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ワイモバイルがAndroidスマートフォンAndroid One X2、X3、S3、S4を発表!HTC、京セラ、シャープ製

ソフトバンク及びウィルコム沖縄は30日、「ワイモバイル」通信サービスの2017-18冬春モデルを発表した。そのうちスマートフォンは4機種で、いずれも「Android One」シリーズとなり、HTC製の「X2」、京セラ製の「X3」、シャープ製の「S3」、京セラ製の「S4」がラインナップされる。


発売はHTC製のAndroid One X2が最も早く、12月7日に登場する。続いてシャープ製のS3が2018年1月中旬以降、京セラ製のX3が1月下旬以降、S4が2月上旬以降に発売となる。

ワイモバイルからは他にもAndroidタブレットが2機種、4Gケータイが1機種登場する。タブレットはレノボ製の「Lenovo TAB4」、ファーウェイ製の「MediaPad M3 Lite s」、4Gケータイは京セラ製の「DIGNO ケータイ2」が登場する。タブレットは2機種とも2018年3月だが、DIGNO ケータイ2は年内の12月7日に発売となる。

すなわち年内発売の機種はAndroid One X2とDIGNO ケータイ2のみだが、来年初頭にスマートフォンのラインナップが徐々に揃い始めるので、楽しみに待ちたい。

さて、本記事ではAndroid One 4機種の概要を紹介したい。

なお、Android Oneのスマートフォンは共通特徴として、アップデートの提供保証がある。OSのメジャーバージョンアップは発売から2年間で最低1回は提供される。また、セキュリティアップデートは3年間、毎月行われる。この点が一つの安心要素となっている。

また、今回の4機種はX2、X3、S3、S4と順を追っていくごとにスペックが下がっていく感じではあるが、全機種フルHD解像度のディスプレイを搭載し、OSもAndroid 8.0、メモリ(RAM)も最低3GBあり、と基本スペックは十分備わっている。通信速度はS3とS4が下り最大112.5Mbps、X3は下り最大250Mbps、X2は下り最大350Mbpsと異なるが、この部分に関しても下り最大112.5Mbpsでも十分実用速度は出るので、普通に使う分には問題ない。

最終的には機能を、懐具合との相談で選ぶことになると思うが、どの機種も実用十分のスペックで構成されているので、どれを選んでも特に大きなストレスを感じることはなさそうだ。

<Android One X2>
・発売時期:2017年12月7日
・メーカー:HTC


Android One X2はかなり魅力的なスペックのスマートフォンだ。CPUはQualcommのSDM630オクタコア、メモリ(RAM)は4GBで、ストレージ(ROM)は64GB。メモリとストレージ容量が大きいのは特に魅力的だ。カメラは最近流行のダブルカメラではないが、背面カメラも前面のサブカメラも約1,600万画素のセンサーを採用する。メインカメラも高画質だが、サブカメラも「UltraPixel」センサーを採用し、高画質なので、自撮りの機会が多い方には特にいいかもしれない。ディスプレイは約5.2インチで解像度が1,920×1,080ドット。OSはAndroid 8.0だ。

また、オーディオ面も魅力で、デジタルノイズキャンセリング機能を利用できるハイレゾ対応イヤホンが同梱される。デジタルノイズキャンセリングはソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia」シリーズや「ウォークマン」ではお馴染みだが、とても便利なので音楽視聴やオーディオでの学習を頻繁に行う機会がある場合には嬉しい。

海外メーカー製端末だがおサイフケータイに対応する点も嬉しい。防水・防塵仕様もある。通信速度は下り最大350Mbps対応。



<Android One X3>
・発売時期:2018年1月下旬以降
・メーカー:京セラ


Android One X3もかなり魅力的なスマートフォンだ。OSはAndroid 8.0で、CPUはX2と同じQualcomm SDM630、メモリ(RAM)は3GB、ストレージ(ROM)は32GBとX2と比べて少ないものの実用上十分以上のスペックとなっている。カメラはメイン側が1,300万画素、サブ側が800万画素。おサイフケータイ対応、ワンセグ対応、赤外線通信対応、防水・防塵仕様の上、京セラ製端末ではお馴染みのタフネス設計となっている。

特にディスプレイを強化する「ハイブリッドシールド」を採用したことで、ディスプレイ周りも非常にタフになっている。タフネス設計に関しては米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810G準拠の耐衝撃性能を持つ。

ディスプレイは約5.2インチのフルHD液晶。通信速度はLTEの下り最大250Mbps対応。



<Android One S3>
・発売時期:2018年1月中旬以降
・メーカー:シャープ


今回の新機種では唯一のシャープ端末だが、こちらも実のところ悪くない仕様となっている。逆に言えば特にX3とS3に関してはどちらを選んでも構わないかもしれない。ただし、おサイフケータイには非対応なので、この点をネックに感じる方には向かない。OSはAndroid 8.0で、CPUはQualcomm MSM8937オクタコア、メモリ(RAM)は3GB、ストレージ(ROM)は32GB。また、ネットワークは下り最大112.5Mbps。X2、X3はより速い速度に対応するので、その点での違いもある。しかし、その分、安価になるはずなので、どの点で妥協するか、というのが選ぶポイントになってくると思う。

ディスプレイは5インチ・フルHDのIGZO液晶。バッテリーの持ちの良さ、防水・防塵、MIL-STD-810G準拠の耐衝撃性能なども魅力。また、最新のシャープのスマートフォンはこの機種に限らず、画面に水滴がついた状態でも通常のタッチ操作ができるようになっているが、S3でも同様。



<Android One S4>
・発売時期:2018年2月上旬以降
・メーカー:京セラ


今回京セラはAndroid One X3と2機種用意しているが、こちらは安価なモデル。それでも強度の高い「ハイブリッドシールド」を採用し、MIL規格準拠のタフネス設計で、防水・防塵でもある。OSはAndroid 8.0で、CPUはQualcomm MSM8937オクタコア、メモリ(RAM)は3GB、ストレージ(ROM)は32GB、ディスプレイは5インチ・フルHD液晶。通信速度はLTEの下り最大112.5Mbps。

【情報元、参考リンク】
Y!mobileオンラインストア
ソフトバンク/プレスリリース

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