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UQが創業10周年! 記念キャンペーンも実施へ

「UQ WiMAX」と「UQ mobile」、2つの通信ブランドのサービスを提供するUQコミュニケーションズは29日、同日をもって創業10周年を迎えたと発表した。ちょうど10年前の2007年8月29日に「ワイヤレスブロードバンド企画株式会社」が発足し、同年12月に総務省からWiMAXの開設計画の認定を受け、モバイルWiMAXのサービス提供に向けた準備を進め、2009年にWiMAXの有料サービスを提供開始した。


UQ WiMAXはデータ通信量の上限もなく、主に都市部ではエリアカバーも十分だったこともあり、また、今のようなスマートフォンによるテザリング環境もなく、外出中にデータ通信を頻繁に行う方などを中心に比較的速いスピードでユーザー数を獲得していったことを記憶している。

筆者も長年のWiMAXユーザーだが、当時のプランは良い意味でシンプルで、かなり気楽にデータ通信ができていたことを覚えている。

基地局を全国で次々に開設し、また地下エリアでのカバーも順次行われ、WiMAXが日本全国の多くのエリアで利用できるようになると、2013年10月末にはより高速の「WiMAX 2+」の商用サービスが始まった。

WiMAX 2+も提供開始から間もない頃は、かなりピンポイントでないと超高速のスピードは出なかったが、今では普通に多くの場所で高速データ通信ができるので時代の流れを感じる。

WiMAX 2+の基地局もハイスピードで増えていき、2015年2月には2万局に達している。

WiMAX 2+は最大速度が年々上がっており、今では初期の最大110Mbpsから最大440Mbpsと4倍になっている。そんなWiMAX 2+を提供しているUQコミュニケーションズだが、au回線を使った格安のモバイル通信サービスを展開していたKDDI傘下の「KDDIバリューイネイブラー」を吸収合併し、「UQ mobile」の通信サービスも取り扱うようになる。2015年10月のことだ。

当時は格安SIM/スマホと呼ばれるサービスが次々と生まれ始めている時期で、いよいよ格安SIMの戦国時代が始まる、という段階だったが、UQ mobileはその中でも順調に成長し、今やこの市場で有力なプレーヤーの一つとなっている。深田恭子さんらを起用した「UQモバイル、だぞっ」三姉妹のテレビCMは誰もが一度は目にしたことがあると思う。このCMも認知度向上に大きく寄与したようだ。

<▲表:UQコミュニケーションズのあゆみ(※クリックして拡大)>

実際のところ、筆者も色々な格安SIMを使っているが、UQ mobileは無条件でオススメできるサービスの一つだと思う。筆者はDMM.comのコンテンツを結構利用しているので、同じような方にはDMMモバイルもオススメするが、UQ mobileは速度が速く、エリアカバーも良く、通信に関する品質はとても良いので、大手3キャリアから初めて格安SIMに移行する方には特にオススメしやすい。

さて、そんなUQコミュニケーションズだが、創業10周年を記念したキャンペーン「UQ10周年だぞっ!ありがとうキャンペーン」を実施することを明らかにしている。ただし詳細はまだ。準備が整い次第詳細が発表されるはずだ。

もしかしたらかなり魅力的なキャンペーンかもしれないので、WiMAXや格安SIM/スマホの購入を検討している方は、その発表を待った方が良いかもしれない。

【情報元、参考リンク】
UQ WiMAXオンラインショップ
UQモバイル
UQコミュニケーションズ/プレスリリース

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