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【実機レポート】オシャレに生まれ変わったタフネススマホ「TORQUE G03 KYV41」【au2017夏モデル】

今や「TORQUE」(トルク)は日本を代表するタフネススマホとなった感がある。初期のTORQUEはデザインが地味すぎ、あまり普及するというか大きな市場に受け入れられるようには見えなかった。とはいえ、日本のモデルはまだましで、MWC(毎年2月開催のモバイル関連の展示会)で2年前ぐらいに見たTORQUEは「ただ真っ黒」という感じだった。

<▲写真:オシャレになったTORQUE G03 KYV41>

そんなTORQUEだが、より広い市場に受け入れられるためにはこれではいけないということか、今回の世代ではよりカジュアルでオシャレなルックスを手に入れた。今回はその最新のTORQUE「TORQUE G03 KYV41」の実機レポートをお届けしたい。auの2017年夏モデルとして6月下旬に発売予定だ。

カラーバリエーションはグリーン、ブラック、ブルーの3色。

<▲写真:カラーはグリーン、ブラック、ブルーの3色>

そして、TORQUE G03 KYV41では、機能的にも大きく進化している。

最近は「GoPro」のような超広角撮影ができるアクションカメラが流行っているが、この新しいTORQUEには、画角135度のスーパーワイドアクションカメラが搭載されている。背面を見ると、カメラレンズが2つ搭載されているのがわかると思う。

<▲写真:広角幅135度のスーパーワイドアクションカメラが搭載されている>

「GoProが無くてもTORQUEだけで色々撮影できるじゃん! これいいね!!」というわけだ。

そして、アクションオーバーレイという機能が搭載された。これはTORQUEに搭載された色々なセンサーのデータを合わせて撮影できるというもの。速度、経過時間、距離、高度、重力加速度、日時、ルートなど各センサーが取得するデータを重ねて撮影できるので、これまでにはないカメラと言ってもいいと思う。また、ボイスコントロール機能を搭載し、声でカメラの基本操作ができ、手で操作しにくい状態でも扱えるのもいい。

カメラ機能は実に進化しているが、ボディ自体が海水対応なので、海の中でも撮影することができる。

まあ、僕は水面近くのシュノーケリングぐらいしかできないのだが、それでも他のスマホにはできない芸当だ。

<▲写真:端子カバーはキチンと閉めないとダメだ>

タフネスボディのTORQUE G03 KYV41だが、耐衝撃性能としては1.8メートルの高さからの落下にも耐えられる。ちなみに、鉄板やコンクリートなどの上に様々な方向から落下させても大丈夫、というタフネスさだ。

ボディを実際に触ると、非常に剛性感があり、安心できる感じ。ディスプレイは4.6インチHD解像度の液晶と小さめなのだが、その耐ショック機構などのせいか、普通のスマホ並みの縦横サイズがあり、厚みはむしろ厚い。しかし、普通に携帯できる程度のサイズにはおさまっている。これが5インチ液晶採用とかだと大きすぎるサイズになってしまうのかもしれない。

ディスプレイの割れを防ぐためのバンパーやハイブリッドシールドなどもあり、外面カバーは金属製のネジでロックされている。

ちなみに、海水対応アピールもあってか、防水ウェアのブランドである「HELLY HANSEN」(ヘリー ハンセン)とのコラボレーションモデル「TORQUE G03 HELLY HANSEN LIMITED」も用意される。これはauオンラインショップ限定で300台のみだが、このカラーはなかなかオシャレで良い感じだ。標準販売してほしいぐらいだ。


<▲写真:ヘリー ハンセンモデル>

ヘリー ハンセンモデルの発売時期は6月下旬では無くて7月下旬。標準モデルよりも約1ヶ月遅れでの発売になるので、少し待たなければならない。

タフさを増し、カメラ機能を強化して、ボディデザインもオシャレになった新TORQUEはごく普通のユーザーにとっても便利なスマホとしてお勧めできるのではないかと思った。

最後にスペックをまとめておきたい。

・OS:Android 7.1
・ディスプレイ:4.6インチHD液晶
・メモリ:3GB(RAM)、32GB(ROM)
・バッテリー容量:2,940mAh
・外部メモリ:最大256GBのmicroSDXCまでサポート
・メインカメラ:約1,300万画素
・ワイドカメラ:約200万画素
・サブカメラ:約500万画素
・ボディサイズ:約71 (W) x 145 (H) x 13.6 (D) mm、最厚部 16.9mm
・重さ:約198g

(記事:一条真人

【情報元、参考リンク】
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