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【せう先生のスマホ講座】第70回:日本語版はいつ?「Google Assistant」ってどんなことができるの?

GAPSISをご覧の皆さん、「せう」です。こんにちは。4月1日から年度をスタートしている企業ではまもなく第1四半期が終わります。色々な意味で“追い込み”に入っている人も少なくないと思います。筆者も大変です(

<▲図:Webページの日本語版も用意済みの「Google Assistant」>

それはさておき、5月7日(アメリカ太平洋時間)に行われた「Google I/O」で、GoogleのAIエージェント機能「Google Assistant」の日本語を含む7言語への新規対応とiOS対応が発表されました。

ですが、そもそも「Google Assistant」ってどんなことができる機能なのでしょうか……? 今回はGoogle Assitantをご紹介したいと思います。


■Android版Google Assistantは「Google Now」を置き換える

<▲図:ホームキー長押しで起動します>

Android版のGoogle Assistantは、基本的に従来の「Google Now」を置き換えます。有効になった端末(ここポイント。詳しくは後述)では、「OK, Google」と話しかけるとGoogle Assistantが起動します。また、ホームキー長押しで起動する機能も、「Now on Tap」についても、Google Assitantに置き換わります。

<▲図:Now on Tap相当の機能は使えます>

音声認識による起動はともかく、Now on Tapを置き換えてしまうため、同機能を使っている人は不安を感じることがあるかもしれませんが、心配は不要です。Google Assistantにある「What’s on screen?」というボタンをタップすれば、上の画像通り、従来のNow on Tap相当の機能が使えます。


■できることは色々ある

<▲図:アラームをセットしたりGoogle Photosの写真をチェックしたりする図>

Google Assistantの最大の特徴は、自然言語(話し言葉)で話しかけるだけで色々してくれることです。

例えば「○時△分に起こして」と言えば、その時間にアラームを設定してくれます。また「×□で撮った写真を見たい」と言えば、Google Photosにアップロードした写真から条件に合うものを提案してくれます。

<▲図:アプリを開くこともできます>

「○×△□(アプリ名)を開いて」と言えば、そのアプリを起動できます。

<▲図:乗り換え案内も自然言語で>

あるいは、「○○から△△に行きたい」と言えば、道順や乗換案内を文章と音声で伝えてくれます。

他にも、スケジュールの確認・登録、音楽の再生など、色々なことができます。


■とりあえずAndroid 6.0以上に端末で対応するが……

<▲図:今回使った「Galaxy S8 SC-02J」においては、日本語表示で使えないorz>

Android版Google AssistantはAndroid 6.0以降の端末であれば利用できます。

ただし、この記事を書いている時点では、筆者の手持ちの端末で使える端末は「Galaxy S8 SC-02J」だけで、しかも画面表示言語(プライマリ言語)を「英語」にしないと有効にできませんでしたorz 画面例が英語になっているのはそのせいです。

とりあえず、手持ち端末でGoogle Assistantを日本語で使えるようになる日を心待ちにしましょう!


記事執筆者プロフィール
せう
ブログ:せうの日記、Twitter:@shoinoue

静岡県三島市で産まれ、静岡県駿東郡長泉町で生まれ育ったアメリカ系日本人3世。見た目が日本人離れしている反動で、身の回りの道具は日本で開発されたものだらけである。ITmedia、andronaviを始めとするWeb媒体を中心に執筆活動を展開。自前のブログ「せうの日記」も宜しくお願いします。

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