【市場調査】格安スマホ・SIM 10社の通信速度調査。東京・恵比寿調査ではau系UQ mobileが最速、b-mobile、IIJmioも健闘

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調査会社のMMD研究所は23日、「2015年4月格安スマホ通信速度調査」の結果レポートを公開した。最近では「格安スマホ」や「格安SIM」「格安通信サービス」などと呼ばれることが増えたMVNO各社による通信サービス。

5日間の平均データ(※クリックして拡大)

MVNOは「Mobile Virtual Network Operator」の頭文字を取った言葉で、自社で通信インフラを持たず、他社から借り受けてサービスを提供する事業者のこと。例えば、NTTドコモ(以下、ドコモ)やau(KDDI)、ソフトバンクモバイル/ワイモバイル、WiMAX(UQコミュニケーションズ)などのインフラを使ってサービスを提供する事業者のことを言い、最近ではその数も増えてきた。

いずれのサービスもインフラ提供者であるドコモやauなどで契約し、本家の通信サービスを利用するよりも安い料金で運用可能な点が大きな特徴。サービスサイトへアクセスすると、「月額○○○円〜」というような文字が飛び込んでくることから分かるように、かなり安い値段でスマートフォンを運用できてしまう。

ただし、安く提供できることには理由がある。結局のところ、MVNO事業者がインフラ提供者から、どれくらいのパイプを確保し、そこにどれくらいのユーザーを入れるか、という点が鍵で、このバランスの取り方によって料金や実速度が変わってくる。もちろん、細いパイプに大勢のユーザーを入れれば、その分一人当たりのコストを下げられるが、速度も下がってしまうだろう。このさじ加減は事業者によって異なる。

例えば「定額で使い放題、速度制限なし」という触れ込みであっても、「速度制限なし」というのが実際にはどれくらいの速度なのかは使ってみないことには分からないし、極端に遅い速度では満足できないかもしれない。そのため、こうした速度調査は比較時の重要な参考情報だ。

今回、MMD研究所ではドコモとau、ソフトバンク、それに加えてMVNO10社の通信速度を調査した。

調査期間は4月9日、10日、13日、14日、15日の5日間で、各日、朝・昼・夕の時間帯で各5回計測し、最大・最小の値を除く3回の平均値を記録する。1社あたり計75回の測定だ。場所は東京・恵比寿のMMD研究所事務所内。調査期間、回数はいいが、場所は一カ所に限られるので、この結果が全ての地域・場所に適用されるわけではない点には注意したい。あくまでも一カ所で測ったらこれくらいだった、という程度に留めるべきだろう。しかも、「ぷららモバイルLTE」については測定場所ではLTEが入らず、3Gのみだったとのことで、3Gでの測定になっている。LTEが入る場所で測ったら違う結果だっただろう。

測定に使ったアプリは「RBB TODAY SPEED TEST」で、端末はドコモ系MVNOが「ZenFone 5」、au系が「LUCE」、通信3キャリアが「iPhone 6」となっている。

まずはMVNOの前にインフラ提供の大元である通信3社の速度から。

5日間平均で、ドコモは下り(ダウンロード)が19.3Mbps、上り(アップロード)が4.2Mbps、auが28.2Mbps、上りが1.9Mbps、ソフトバンクが29.4Mbps、上りが4.9Mbps。筆者の印象だとドコモも最近はもう少し出ている印象だし、auの上りももう少し出ている印象だが、納得できる範囲。

次にMVNO各社だが、今回調査されたのはドコモのインフラを利用した事業者とauの事業者のみで、ワイモバイルやWiMAXの回線を使ったルーターなどは含まれていない。

また、au回線を使ったMVNOサービスは現在のところ「mineo」と「UQ mobile」の2つのみで、今回は2つとも調査されている。ドコモ系MVNOは他にも色々とあるので、本来はもっと多ければなお良いが、これでも十分多い方だろう。

ドコモ回線系は「OCN モバイル ONE」「IIJmio」「b-mobile」「BIGLOBE LTE・3G」「U-mobile」「楽天モバイル」「NifMo」「ぷららモバイルLTE」の8つ。前述の通り、「ぷららモバイルLTE」については3Gでの測定。他のサービスではLTEでの測定だ。

結果、トータル平均では下りはUQ mobileが9.8Mbpsでトップ。2位はIIJmioの7.1Mbpsで、3位はb-mobileの7.0Mbps。b-mobile、すなわち日本通信のサービスについては2月に速度向上に向けた対策をしたとのことで、実際に通信速度が改善されているようだ。

4位は6.6Mbpsのmineo、5位は6.5Mbpsの楽天モバイル、以下、NifMoの5.5Mbps、OCN モバイル ONEの4.4Mbps、U-mobileの2.6Mbps、ぷららモバイルLTEの1.5Mbpsとなった。

上りはトップがb-mobileで7.6Mbps出ている。今回の調査に限って言えば、インフラ提供元のドコモを上回る結果。2位はUQ mobileの5.1Mbps、3位はmineoの4.5Mbps。以下、NifMoが4.3Mbps、楽天モバイルが3.9Mbps、BIGLOBE LTE・3Gが3.8Mbps、IIJmioが3.6Mbps、U-mobileとOCN モバイル ONEが3.5Mbps、ぷららモバイルLTEが2.1Mbpsといった結果。

ただし、これはあくまでも朝・昼・夕、そして5日間の平均値での話。

実は朝・昼・夕と時間帯別に見るとまた違った傾向が見られる。ドコモ、au、ソフトバンクは各時間帯で大きな変化が見られないものの、MVNOサービスについては時間帯によって大きな差が生じている。

特にトラフィックが急増すると言われるお昼の12時から13時の時間帯を見ると、各社一気にダウンロード速度が低下していることが分かる。IIJmioは朝は11.7MbpsとMVNOの中でトップだが、昼には0.7Mbpsにまで落ちている。他社も同様で1Mbps以下というのが大半。その中でUQ mobileは昼の落ち込みが少なく、時間帯による変化がほぼない。

ドコモ系では老舗のb-mobileが健闘していて、お昼でも下りで3.3Mbps出ていて、上りも比較的安定して出ている。

しかし、お昼の時間帯の低下はドコモ系ではほぼ皆同じなので、仕方ないと考えてみると、b-mobile以外ではIIJmio、楽天モバイル、NifMoなども比較的バランスがいい結果かもしれない。

あくまでも今回の調査は一つの地点での一定期間、特定の時間帯での調査に過ぎないので、もっと多くの場所や時間帯で見ると違う結果が出てくるかもしれない。

また、MVNO各社のサービスを申し込む場合、料金プランの内容、値段、扱っている機種などもポイントになってくるので、最終的にはバランスで選ぶことになるはずだ。

5日間、各日のデータは下の通り。クリックすると拡大する。






【情報元】
MMD研究所/プレスリリース

【参考リンク】
<ドコモ系>
OCN モバイル ONE(NTTコミュニケーションズ)
IIJmio(IIJ)
b-mobile(日本通信)
BIGLOBE LTE・3G(ビッグローブ)
U-mobile(U-NEXT)
楽天モバイル(楽天)
NifMo(ニフティ)
ぷららモバイルLTE(NTTぷらら)
<au系>
mineo(ケイ・オプティコム)
UQ mobile
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(2016年9月19日集計分)
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